高校有志の同窓会2012年09月17日

 先週末の15日、出身高校同級生有志による同窓会があった。JR姫路駅の南徒歩10分余りのところの「姫路キャッスルホテル」が会場だった。在学当時の英語の先生だった恩師を囲んでの懇親会でもある。
 6時開会だったが、30分前に到着した。既に恩師を含め幹事役と大阪から駆けつけた旧友一人がロビーに陣取っていた。11名の参加者による懇親会が始まった。乾杯の後、恩師から近況報告と教え子たちへのメッセージが語られた。
 数年前の還暦同窓会以来の教え子たちとの再会である。恩師の年齢は推して知るべしだが、正確には聞いていない。なんと御歳82歳だった。その年齢で尚、請われて岡山のさる私立高校で週2回の教鞭をられているという。そのため今も新幹線通勤を続けられているという元気さである。教師生活一筋の人生を歩まれ、後半生は名門私立高校の校長を長く続けられた方である。昨今の教育界の現状を憂い日本の人づくりの遅れについての熱い想いが語られた。
 後半は、参加者たちの近況報告だった。50年前の青春真っ只中の交わりが一気に蘇る。それぞれの報告に辛辣なツッコミや絶妙の合の手が入り、しばしば報告を中断させる。卒業後の長い道のりがリタイヤ年齢を迎えてそれぞれに確固とした人生の軌跡となっている。何人かは今尚、事業経営者や寺の住職として現役生活を続けている。民生委員を引受けている4人の内ひとりは保護司も兼務し、姫路城のボランティアガイドもいたりする。この歳でトライアスロンに挑戦する豪の者もいたりと多士済々な面々だった。
 宴席が幕を閉じた時には10時を大きく過ぎていた。本数の限られたJR線の各駅停車を乗り継いで三宮経由で神戸電鉄の最寄り駅に着いた。駅前で待つ家内の乗用車に乗り込み自宅に辿り着いた。日付が変わって帰宅したのは何年振りだろうか。

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