2年ぶりの三家族の集合 ― 2022年01月01日

2年ぶりに孫娘・花ちゃん一家の年末年始の帰省が叶った。大晦日にはセカンドハウスの明石を訪ねていた息子夫婦も帰省した。2年ぶりに子どもたち家族が集合した大晦日だった。
明日の元旦には子供たち家族はそれぞれに帰宅する。そこで夕食前に仏壇に向かって我が家の恒例行事の”お勤め”をすることにした。コロナ禍もあって三家族七人が揃ってお勤めするのは2年ぶりだった。私と息子・娘がお経をあげ、それぞれの配偶者と花ちゃんが傍らでお参りしている。考えてみれば短時間とはいえ家族七人が揃ってひとつのことに集中するというのはこの時しかない。ご先祖様がもたらした家族がひとつになった静かなひと時と言えるかもしれない。
お勤めの後、仏壇の前で家族写真を撮った。デスクの引き出しに眠っていた三脚の年に1度の登板の機会である。年に1~2度しか会うことのないおじちゃんおばちゃんの前に座る花ちゃんのすまし顔が印象的だった。
大晦日の家族揃ったすき焼きの夕食が始まった。この時ばかりは缶ビールは似合わない。とっくりで燗した日本酒を味わった。息子は全く呑めないが久々に婿殿が相手をしてくれた。家族揃って新年を迎えられることの幸せをあらためて噛み締めた。
明日の元旦には子供たち家族はそれぞれに帰宅する。そこで夕食前に仏壇に向かって我が家の恒例行事の”お勤め”をすることにした。コロナ禍もあって三家族七人が揃ってお勤めするのは2年ぶりだった。私と息子・娘がお経をあげ、それぞれの配偶者と花ちゃんが傍らでお参りしている。考えてみれば短時間とはいえ家族七人が揃ってひとつのことに集中するというのはこの時しかない。ご先祖様がもたらした家族がひとつになった静かなひと時と言えるかもしれない。
お勤めの後、仏壇の前で家族写真を撮った。デスクの引き出しに眠っていた三脚の年に1度の登板の機会である。年に1~2度しか会うことのないおじちゃんおばちゃんの前に座る花ちゃんのすまし顔が印象的だった。
大晦日の家族揃ったすき焼きの夕食が始まった。この時ばかりは缶ビールは似合わない。とっくりで燗した日本酒を味わった。息子は全く呑めないが久々に婿殿が相手をしてくれた。家族揃って新年を迎えられることの幸せをあらためて噛み締めた。
2022年元旦風景 ― 2022年01月02日
コロナ禍で明け暮れた2021年が幕を引き、晴れて2022年の元旦の朝を迎えた。
元旦と言えど律儀な性格が日常生活のルーチンの例外を許さない。朝6時にはいつものように早朝ウォーキングに出かけた。街路にでると前夜の降雪がうっすらと白いヴェールを被せていた。高台の住宅街の縁からは麓の市民農園の雪景色が見えた。この冬初めての雪景色だった。
7時半頃に帰宅した。リビングには起きたばかりの花ちゃんも含めて三家族7人の姿があった。おせちやお雑煮やばあちゃんの卵焼きの元旦朝の食卓が整った。私のお膳にはお屠蘇もついている。新年の挨拶を交わした後、2022年初めての朝食が始まった。
食事の後の寛ぎを花ちゃんの無邪気な振る舞いが一同を和ませた。年末から花ちゃんは母ちゃんの家事のお手伝いをして1回10円のお駄賃を貰えるというきまりを楽しんでいる。前日に久々に再開したおじちゃんにもようやく馴染んでいる。そんなおじちゃんからは肩たたきというお手伝いが提案され、喜んで応じていた。おじちゃんが「10円玉がない」と口にした時、花ちゃんがお「札でもいいよ」と応じて大人たちの笑いを誘った。
10時過ぎには花ちゃん一家が父ちゃんの京都の実家に向かい、息子の嫁も姫路の実家に戻った。2時頃には夫婦二人で公智神社に初詣二出かけた。拝殿前の階段には参拝客が列をなしていた。
ひとり残っていた息子は友人たちとの呑み会に出かけていた。老夫婦二人のいつもの静かな夕食を終えた。
元旦と言えど律儀な性格が日常生活のルーチンの例外を許さない。朝6時にはいつものように早朝ウォーキングに出かけた。街路にでると前夜の降雪がうっすらと白いヴェールを被せていた。高台の住宅街の縁からは麓の市民農園の雪景色が見えた。この冬初めての雪景色だった。
7時半頃に帰宅した。リビングには起きたばかりの花ちゃんも含めて三家族7人の姿があった。おせちやお雑煮やばあちゃんの卵焼きの元旦朝の食卓が整った。私のお膳にはお屠蘇もついている。新年の挨拶を交わした後、2022年初めての朝食が始まった。
食事の後の寛ぎを花ちゃんの無邪気な振る舞いが一同を和ませた。年末から花ちゃんは母ちゃんの家事のお手伝いをして1回10円のお駄賃を貰えるというきまりを楽しんでいる。前日に久々に再開したおじちゃんにもようやく馴染んでいる。そんなおじちゃんからは肩たたきというお手伝いが提案され、喜んで応じていた。おじちゃんが「10円玉がない」と口にした時、花ちゃんがお「札でもいいよ」と応じて大人たちの笑いを誘った。
10時過ぎには花ちゃん一家が父ちゃんの京都の実家に向かい、息子の嫁も姫路の実家に戻った。2時頃には夫婦二人で公智神社に初詣二出かけた。拝殿前の階段には参拝客が列をなしていた。
ひとり残っていた息子は友人たちとの呑み会に出かけていた。老夫婦二人のいつもの静かな夕食を終えた。
年賀状廃止の顛末 ― 2022年01月03日

昨年の賀状で102名の知人に「来年から賀状を控える」旨お伝えした。私の知人65通、家内は37通だった。
1年後の今年3日までに届けられた知人の賀状は38通で私宛が28通、家内宛が10通だった。さすがに賀状廃止の通知効果は大きい。62%程度の方に賀状を控えて頂いたことになる。
それでも頂いた私宛の28通の方には何とか例年デザインしている我が家の近況イラストをお届けしたいと思った。ところが今年用の賀状イラストは準備していない。慌てて昨年のデザインをベースに花ちゃんの鉄棒の逆上がりの絵を配置した”手抜きデザイン”を作成した。
問題はどのようにこの画像を添付して返信するかである。PCアドレスを把握している9通にはメール返信した。ライン交換している5通にも画像添付で送信した。携帯番号がある3通には画像なしのショートメールを送った。住所と固定電話しか把握できない方11通には返信の手立てはない。昨年の賀状に今年は控える旨お伝えしているのでご容赦願うしかない。
我が家の賀状廃止の顛末である。
1年後の今年3日までに届けられた知人の賀状は38通で私宛が28通、家内宛が10通だった。さすがに賀状廃止の通知効果は大きい。62%程度の方に賀状を控えて頂いたことになる。
それでも頂いた私宛の28通の方には何とか例年デザインしている我が家の近況イラストをお届けしたいと思った。ところが今年用の賀状イラストは準備していない。慌てて昨年のデザインをベースに花ちゃんの鉄棒の逆上がりの絵を配置した”手抜きデザイン”を作成した。
問題はどのようにこの画像を添付して返信するかである。PCアドレスを把握している9通にはメール返信した。ライン交換している5通にも画像添付で送信した。携帯番号がある3通には画像なしのショートメールを送った。住所と固定電話しか把握できない方11通には返信の手立てはない。昨年の賀状に今年は控える旨お伝えしているのでご容赦願うしかない。
我が家の賀状廃止の顛末である。
息子との会話 ― 2022年01月04日
正月二日の朝食である。子供たち家族が我が家を去り、息子だけが午後の学生時代の友人との約束があって残っていた。雑煮の食事を食べながら気になっていたことを尋ねた。
息子は神戸市内の某私大の法学部出身である。卒業後は外資系の大手製薬会社の営業職(MR)として就職した。在学中の硬式テニスのサークルでの先輩からの情報がその就職先を選択させたようだ。外資系という点と製薬業界という二つの点が私の理解を超えた選択に思えた。私の世代にとって外資系という点は自分の将来を託す上では違和感があったし、文系出身の息子が薬学部出身者が一般的な筈の製薬会社に勤務することのハンディを心配した。
その息子が製薬業界に身を置いて既に30年近くとなる。結果的にMRという職種は水に合っていたようだ。この間2度の同業他社に転職を経験している。外資系製薬業界ではジョブアップのための転職が一般的なようだ。事実、息子も転職の度に年収アップという形でそれを実現したようだ。
そんな息子に聞きたかったのは「文系出身でハンディもあったと思うがなんでそんなに順調やったんかな。強みは何なんや」ということだった。息子の返事は明快だった。「せんじ詰めればコミュニケーション能力ということかな。製薬業界のMRの仕事はドクターとのコミュニケーションが決め手。いかに相手の気持ちになって提案できるかということ。薬についての知識や理解は一定水準以上であればみな同じ土俵であり、特に文系出身がハンディということはない」とのこと。あらためて息子の確かな仕事ぶり垣間見たようで安堵した。
息子は神戸市内の某私大の法学部出身である。卒業後は外資系の大手製薬会社の営業職(MR)として就職した。在学中の硬式テニスのサークルでの先輩からの情報がその就職先を選択させたようだ。外資系という点と製薬業界という二つの点が私の理解を超えた選択に思えた。私の世代にとって外資系という点は自分の将来を託す上では違和感があったし、文系出身の息子が薬学部出身者が一般的な筈の製薬会社に勤務することのハンディを心配した。
その息子が製薬業界に身を置いて既に30年近くとなる。結果的にMRという職種は水に合っていたようだ。この間2度の同業他社に転職を経験している。外資系製薬業界ではジョブアップのための転職が一般的なようだ。事実、息子も転職の度に年収アップという形でそれを実現したようだ。
そんな息子に聞きたかったのは「文系出身でハンディもあったと思うがなんでそんなに順調やったんかな。強みは何なんや」ということだった。息子の返事は明快だった。「せんじ詰めればコミュニケーション能力ということかな。製薬業界のMRの仕事はドクターとのコミュニケーションが決め手。いかに相手の気持ちになって提案できるかということ。薬についての知識や理解は一定水準以上であればみな同じ土俵であり、特に文系出身がハンディということはない」とのこと。あらためて息子の確かな仕事ぶり垣間見たようで安堵した。
”あるがままに”ってどういう意味? ― 2022年01月05日

花ちゃんが年末年始の帰省中の出来事である。デスクの上にあった私の自費出版の自叙伝を手にして花ちゃんが訊ねた。「おじいちゃん!”あるがままに”ってどういう意味?」。自叙伝のタイトルは『あるがままに 時代とともに』である。
不意を突かれたじいちゃんはうろたえた。「う~ん、その~、そのままでとか・・・・」と口ごもってしまった。6歳の子どもに分かるような説明ができない。傍で聞いていた母ちゃんが助け舟を出してくれた。「アナと雪の女王の歌があるやん。ありの~ままの~って。あれとおんなじやん」。花ちゃんが大好きなディズニーアニメの主題歌「ありのままで」を引き合いに出してくれた。答えになっていないなとは思ったが、花ちゃんは大好きな歌の歌詞なので何となく納得したようで、一件落着。
それにしても花ちゃんには私の自叙伝がそれなりに印象に残っているのだろうか。自叙伝巻末にはじいちゃんと花ちゃんの誕生から4歳までの心温まる?交流日記”ジジバカ日誌”が約40頁に渡って収められている。小学校高学年にもなれば花ちゃんにも読めるようになるだろう。自分の4歳までの生立ちのつぶさな記録を目にすることはそれなりに貴重な出来事になる筈だ。はたしてどんな反応を示すのか楽しみだ。
不意を突かれたじいちゃんはうろたえた。「う~ん、その~、そのままでとか・・・・」と口ごもってしまった。6歳の子どもに分かるような説明ができない。傍で聞いていた母ちゃんが助け舟を出してくれた。「アナと雪の女王の歌があるやん。ありの~ままの~って。あれとおんなじやん」。花ちゃんが大好きなディズニーアニメの主題歌「ありのままで」を引き合いに出してくれた。答えになっていないなとは思ったが、花ちゃんは大好きな歌の歌詞なので何となく納得したようで、一件落着。
それにしても花ちゃんには私の自叙伝がそれなりに印象に残っているのだろうか。自叙伝巻末にはじいちゃんと花ちゃんの誕生から4歳までの心温まる?交流日記”ジジバカ日誌”が約40頁に渡って収められている。小学校高学年にもなれば花ちゃんにも読めるようになるだろう。自分の4歳までの生立ちのつぶさな記録を目にすることはそれなりに貴重な出来事になる筈だ。はたしてどんな反応を示すのか楽しみだ。
危険な点字ブロックが補修された ― 2022年01月06日
ウォーキングの効用・・・健康、自然、熟慮、出会い ― 2022年01月07日

欠かさず毎朝ウォーキングをしている。ウオーキングの効用に体脂肪の燃焼による肥満防止という点がある。実際に体重は60Kg前後と安定している。ウォーキングの生活習慣病の予防という健康上の効用は大きい。
また自然豊かな山口の地を歩くことによる季節の移ろいを肌で感じられる効用も見逃せない。さくら並木や大ケヤキの移ろい、有馬川のせせらぎとカワセミなどの水鳥の観察、水田や稲田の変貌等々。自然の恵を日々味わえることの効用は大きい。
私の場合は、それだけでなくひたすら歩くだけという1時間以上ものウコーキングは、考えごとに集中できる貴重な時間でもある。実際、地域活動の懸案事項を整理しながら解決策の糸口を見つけるということも多々ある。また終盤のコンビニでのモーニングコーヒーを味わいながら文庫本を読むひと時はストレス解消の格好の癒しの時間でもある。
それだけではない。人との出会いというもうひとつの効用にも巡り合うことがある。ご近所さんと散歩途中の雑談で、懸案だった地域交流拠点の拠点運営者の人材情報を得た。同じ町内の老人会長との出会いで新年互例会での民生委員へのショートスピーチの依頼を受けた。コンビニの入り口では15年ぶりに自治会副会長だった頃の気の合った同僚副会長と出会った。15歳以上若い方で地域活動の役職を担ってほしい信頼感のある方だった。さりげなくそんな話題も交わしながら携帯番号を交換して別れた。
ウォーキングのもたらす健康、自然、熟慮、出会いという多くの効用をあらためて噛み締めた。
また自然豊かな山口の地を歩くことによる季節の移ろいを肌で感じられる効用も見逃せない。さくら並木や大ケヤキの移ろい、有馬川のせせらぎとカワセミなどの水鳥の観察、水田や稲田の変貌等々。自然の恵を日々味わえることの効用は大きい。
私の場合は、それだけでなくひたすら歩くだけという1時間以上ものウコーキングは、考えごとに集中できる貴重な時間でもある。実際、地域活動の懸案事項を整理しながら解決策の糸口を見つけるということも多々ある。また終盤のコンビニでのモーニングコーヒーを味わいながら文庫本を読むひと時はストレス解消の格好の癒しの時間でもある。
それだけではない。人との出会いというもうひとつの効用にも巡り合うことがある。ご近所さんと散歩途中の雑談で、懸案だった地域交流拠点の拠点運営者の人材情報を得た。同じ町内の老人会長との出会いで新年互例会での民生委員へのショートスピーチの依頼を受けた。コンビニの入り口では15年ぶりに自治会副会長だった頃の気の合った同僚副会長と出会った。15歳以上若い方で地域活動の役職を担ってほしい信頼感のある方だった。さりげなくそんな話題も交わしながら携帯番号を交換して別れた。
ウォーキングのもたらす健康、自然、熟慮、出会いという多くの効用をあらためて噛み締めた。
新型コロナの第6波到来か? ― 2022年01月08日
懸念していた年末年始の人出の急増による新型コロナの感染者の急増が現実化した。感染力の強いオミクロン株が感染急増に拍車をかけているようだ。
オミクロン株は感染力は強いものの重症化率は低い。イギリスでのデータではインフルエンザに近い数値と言う報告もある。とはいえ日本の場合、重症化率はどうあれ新型コロナは一律に指定感染症2類相当の扱いである。そのため陽性者は全員入院、濃厚接触者は全員宿泊待機となり、国民に過剰な恐怖感と日常生活上の負担を強いている。加えて2類の感染対策上、感染者は保健所管轄で指定病院への入院措置となり、保健所や公立病院の医療逼迫を招くことになる。
地区社協は今月21日に70人規模のふれあい食事会を予定している。この開催を巡って執行委員会や役員会で活発な議論が交わされ、感染状況の推移を見ながら開催10日前に最終判断を下すことになった。地区社協就任後6年目を迎える。コロナ禍というかつて経験しなかった未曽有の災禍の只中で難しい舵取りに追われる日々が続いている。
オミクロン株は感染力は強いものの重症化率は低い。イギリスでのデータではインフルエンザに近い数値と言う報告もある。とはいえ日本の場合、重症化率はどうあれ新型コロナは一律に指定感染症2類相当の扱いである。そのため陽性者は全員入院、濃厚接触者は全員宿泊待機となり、国民に過剰な恐怖感と日常生活上の負担を強いている。加えて2類の感染対策上、感染者は保健所管轄で指定病院への入院措置となり、保健所や公立病院の医療逼迫を招くことになる。
地区社協は今月21日に70人規模のふれあい食事会を予定している。この開催を巡って執行委員会や役員会で活発な議論が交わされ、感染状況の推移を見ながら開催10日前に最終判断を下すことになった。地区社協就任後6年目を迎える。コロナ禍というかつて経験しなかった未曽有の災禍の只中で難しい舵取りに追われる日々が続いている。
災害時の個別避難計画 ― 2022年01月09日
温暖化による気候変動で台風や豪雨災害が相次いでいる。そんな中で災害時の地域避難支援の仕組みづくりが着実に焦点になりつつある。災害時の死者が高齢者や障がい者等の要支援者に集中していることが背景にある。
今朝の新聞記事でそうした支援をテーマに要支援者の「個別避難計画づくり」が取り上げられていた。その中で気づかされたのは「平時の福祉」と「災害時の防災」という視点だった。平時の福祉という視点では高齢者も障がい者も在宅生活の環境づくりが進められている。ところが災害時には要支援者の特定という点での在宅生活の脆弱性が浮上する。施設入所の場合は把握できるが、特に都市部の在宅の要支援者の特定は困難である。
我が街でも要支援者の把握はできていない。特に認知症の方や障がい者の把握はご家族が情報開示に消極的であることもあり困難である。市の地域避難支援制度では要支援者の個別避難計画が想定されている。この仕組みづくりの過程で初めて要支援者の個別避難が課題となる。災害時の個別避難計画づくりが焦点化してきた。
今朝の新聞記事でそうした支援をテーマに要支援者の「個別避難計画づくり」が取り上げられていた。その中で気づかされたのは「平時の福祉」と「災害時の防災」という視点だった。平時の福祉という視点では高齢者も障がい者も在宅生活の環境づくりが進められている。ところが災害時には要支援者の特定という点での在宅生活の脆弱性が浮上する。施設入所の場合は把握できるが、特に都市部の在宅の要支援者の特定は困難である。
我が街でも要支援者の把握はできていない。特に認知症の方や障がい者の把握はご家族が情報開示に消極的であることもあり困難である。市の地域避難支援制度では要支援者の個別避難計画が想定されている。この仕組みづくりの過程で初めて要支援者の個別避難が課題となる。災害時の個別避難計画づくりが焦点化してきた。
老人会交流会での民生委員のメッセージ ― 2022年01月10日
先日、散歩途中で出合った地元老人会の会長から声を掛けられた。13日に予定されている老人会の交流会で民生委員として短時間のスピーチをしてもらえないか」ということだった。2年前にも同じスピーチをしたこともあり、会員からの再度の要望が出ているとのことだ。かねてから民生委員として老人会への発信ができないものかと思っていたので、二つ返事で了承した。ただその後のコロナ感染の急拡大で交流会の開催が懸念される事態になっている。それでも良い機会なのでスピーチ原稿を整理してみた。以下のようなテーマを伝えたいと思う。
①高齢者の相談窓口「高齢者あんしん窓口・山口」の紹介
②コロナ禍の昨年の民生委員の高齢者訪問の報告
③在宅死の事例とかかりつけ医の必要性
④認知症ケアの地域支援
①高齢者の相談窓口「高齢者あんしん窓口・山口」の紹介
②コロナ禍の昨年の民生委員の高齢者訪問の報告
③在宅死の事例とかかりつけ医の必要性
④認知症ケアの地域支援
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