皮膚細胞の採取2021年06月27日

 5日前に最寄りの皮膚科クリニックで受診した。気になっていた右こめかみの1cmほどの黒いアザを診てもらうためだ。14年前に右手親指の爪にできた黒いアザが皮膚癌と判明し親指切除という過酷な事態を招いてしまったという事情がある。医師の所見では外観上は良性に思えるが精密検査をしましょうとのことだった。
 昨日、クリニックで精密検査のための皮膚細胞の採取した。朝一番にクリニックを訪問し、処置室のベッドに横たわった。医師による局所麻酔が患部に施された。10分ほど待って患部の皮膚の一部が切除される。麻酔が効いているので痛みはないが緊張感は拭えない。5分ほどで切除は終わった。看護師さんが小瓶の水溶液に浮かぶ2mmほどの皮膚片を見せてくれる。2日後のガーゼ交換と1週間後の抜歯のための通院が必要だ。検査結果は2週間後に判明する。
 付き添ってくれた家内が2千円程の会計を済ませた。同じビルの1階の薬局で消毒液と化膿止めの軟膏を受け取った。右こめかみに貼られた肌色の大型の絆創膏が気になるが致し方ない。当分この姿で暮らすことになる。後は検査結果が良性であることを願うばかりだ。