1回目のコロナワクチンを接種を終えた2021年06月01日

 予約していたコロナワクチンの接種の日がやってきた。集団接種でなく隣接する神戸市北区の病院での接種だった。
 夕方6時30分の予約だった。医療機関の場合、通常の診察時間外での接種のようだ。家内と一緒に6時頃に病院に到着した。しばらく駐車場の車内で待った後、案内され入館した。玄関先の検温器で体温を測り、待合室のベンチで待機する。すぐそばのテーブルでは4人のスタッフが来場者の問診票のチェックを行っている。順番を待って持参した問診票や本人確認証や診察券やお薬手帳のチェックを受けた。
 診察室が並ぶ部屋の前の廊下の3台ばかりの長椅子に案内された。5室ほどの診察室がワクチン接種のブースになる。長椅子の受診者が次々と診察室に案内され、予想外にスムースに接種が行われている。
 予定通り6時半に診察室に案内された。氏名とアレルギーの有無が確認され、メディアで見慣れた細長いワクチン注射器が左上腕に打たれた。刺された時と液が注入される間に多少の痛みがある。
 診察室を出て長椅子が並んだ待機所に案内される。15分間の経過観察の時間を持参した文庫本で過ごした。
 6時50分には病院を後にして7時ちょうどに自宅に戻った。入浴はOKとのことだ。次の日のこのブログを書いている今、接種した個所を中心に左上腕部にかすかに鈍痛があるが、特に問題はない。何はともあれ話題のワクチン接種の1回目を無事終了した。3週間後の6月21日に同じ会場での第2回目の予約が待っている。

旧・丹波街道の面影2021年06月02日

 梅雨の合間の曇り空を歩いた。有馬川土手道を三田方面に北に向かった。名来橋の袂を東に向かう農道を辿ると、お気に入りの風景が出迎えてくれる。三田の山並みや新名神道路の橋脚が横たわる風景を借景とした棚田が広がる。この時期の棚田は田植えを終えたばかりの水田で、一年で最も美しい景色である。
 農道は旧丹波街道に繋がっている。旧街道の現在の姿は、南の山中からの続く山道が北に向かう水田横の畦道に連なっている。かつては丹波方面の藩主が行列をなした筈の旧街道は今やその面影はない。それでも辛うじて残された街道跡を推測させる面影は貴重である。

ポスティング・ボランティアの仕組みづくり2021年06月03日

 ボランティアセンターのコーディネータ会議が開催され12名が参加した。緊急事態宣言で4月の会議が中止されたため2カ月ぶりの開催となった。ボランティアセンターの課題のひとつに地区のボランティア活動の活性化という点がある。今回の会議ではこの点も検討された。
 現状はカーボランティアが中心であり、登録ボランティア14名、登録利用者24名で年間155件のカーボラが行われている。ボランティア全体で62名の登録があり、施設派遣のボランティアがコロナ禍で休止中でもあり、多数の登録ボランティアは休眠状態といってよい。他方で、有償ボランティア・よりそいサポートは、登録ボランティア24名、登録利用者18名で徐々に増えているものの年間11件で絶対数としては少なく、提供者も限られている。
 一方、地区社協の新たな活動として年6回発行の広報紙の対象地区の約3千の全世帯へのポスティングを決めた。自治会員対象の自治会ルートの配布から移行する。自治会員の退会者増という事情や自治会非会員の社協会員会費提供者への配布という趣旨もある。この広報紙の全戸配布は現状では丁目別に社協役員が手分けして配布している。丁目ごとには分担可能な人員のばらつきも大きい。
 そこでコーディネータ会議で新たに検討されたのは、登録ボランティアの提供活動のひとつに広報紙ポスティングもお願いできないかという点だった。年6回の配布であり継続性も求められることから有償ボランティアのメニューに追加することも必要かもしれない。コロナ禍で「集まる活動から訪ねる活動」へのシフトという背景も考慮すれば、ぜひ新たな仕組みづくりが必要だ。

経済センサス活動調査の回答状況2021年06月04日

 5月24日に経済センサス活動調査の依頼活動と調査員回収活動を終了した。後は、調査対象先のネットや郵送での回答を待つばかりである。ネット回答は5月22日以降、順次スマホでQRコードを読み取ることで回答状況を確認できる。
 担当地区の調査対象事業所からも順次回答が寄せられている。6月3日現在で対象の62事業所の内、29事業所からネット回答があった。調査員回収の2件を含めると31件でちょうど半数の回答が得られたことになる。6月8日迄の郵送分は9日以降にQRコード読み取りに反映されるようだ。まずまず順調な回答状況と思える。

花ちゃんとクイズ遊び2021年06月05日

 花ちゃんが保育園の年長組になった。日々のFaceTimeの話題の変化がその成長ぶりを教えてくれる。
 最近の話題の中心は、じいちゃんが問いかけるクイズである。クイズといっても他愛のないものである。「職業当てクイズ」では「病気の人を治すのは誰ですか?」(お医者さん)「お医者さんを手助けするのは誰ですか?」(看護師さん)「お菓子やケーキを作る人は誰ですか?」(パティシエ)といった具合である。果物クイズ、乗物クイズ、動物クイズなど様々な分野から出題する。正解したら拍手して褒めることを心掛けている。 
 花ちゃんも結構この遊びがお気に入りだ。画面が繋がった途端に「じいちゃん!クイズ」とせがんだりする。じいちゃんも気をよくして一生懸命出題を考える。花ちゃんの成長に応じた話題のネタ探しはじいちゃんの老化防止の処方箋でもある。

地区社協広報紙のプリントパック印刷発注2021年06月06日

 地区社協広報紙を外注で印刷することになった。昨年6月の全戸配布の3500部の広報紙を自治会管理のコピー機で裏表全面カラーで印刷した。カラーの質が悪く費用も2.2万円だった。試しに外注での印刷の見積もりを取ってみたところ、1.8万円で外注だけにカラーの印刷レベルもかなり高そうだ。見積先のプリントパックに発注することにした。
 とはいえ初めての通販による印刷発注である。広報部メンバー3人で一緒に入力確認をしながら発注処理を行った。さすがに大手の通販印刷サイトである。様々な処理が手順に沿って入力できる。発注処理を終えた後、印刷データの入稿手順となる。少し戸惑ったが何とか処理できた。仕上がり用のプリントも出力して最終確認ができる。支払い用の請求書もプリントし、地区社協の会計に請求してコンビニエンスストアで送金を処理する。
 後は、広報部長宅に納品されるのを待つばかりである。これでうまくいけば、燃号発行の広報紙の印刷作業は不要になる。

3カ月ぶりに花ちゃんと遊んだ2021年06月07日

 コロナ禍で孫娘・花ちゃんと3カ月も会っていない。先月末に祖父母は比較的早く第1回目のワクチン接種を終えた。そんな背景もあって渋っていた娘もようやく祖父母の訪問を承諾した。
 貯め込んでいた花ちゃん用のお土産や食料品等をいっぱい積み込んだマイカーが朝9時前に花ちゃん宅の駐車場に到着した。荷物を降ろすとばあちゃんは家の周りの草抜きに余念がない。じいちゃんは3カ月ぶりの花ちゃんと絵本を読んだり折り紙を折ったりして過ごした。
 11時過ぎにみんなでランチに出かけた。娘夫婦が事前予約してくれていたのは車で15分ほどのスプーン草津店というせいろ蒸しの温野菜と紅茶(ムレスナティ)の専門店だった。ゆったりした広い空間のおしゃれな店内の2階席に案内された。セットメニューのランチから唐揚げのせいろセットを注文した。紅茶専門店だけあってセッメニューには何度も紅茶のお替りサービスがある。食後のチョコパフェにはしゃいでいる花ちゃんを微笑ましく眺めながら昼食を終えた。
 花ちゃん宅に戻って寛いでいると、花ちゃんが自転車に乗れるようになった様子を披露してくれた。父ちゃんが一緒に何度も練習に付き合った賜物のようだ。家の周りの区画を何度も周回してくれた。ただ漕ぐ力が不足しているためペダルは外してある。足で地面を蹴って勢いをつけ両足を地面から離して上手にバランスをとって走らせている。
 3カ月ぶりの花ちゃんとの対面を終えて3時前に帰宅した。

庭先の真夏の日差し2021年06月08日

 緊急事態宣言が延長され、地区社協の会議を除いて日常活動がほぼ休止している。さすがに無聊をかこつ日々が続き始めた。毎日更新を維持してきたブログもネタに苦労する羽目になる。
 そんな思いに捉われながら網戸越しに庭先を眺めた。梅雨の合間の快晴の天気である。照りつける日差しは真夏の激しさを含んでいる。家内が丹精している家庭菜園が目に入る。トマトや茄子の葉っぱが土壌に濃い影を落としている。葉っぱの合間のまだ青いトマトや紫にそまった茄子の実に心和むものがある。

お試し”オンライン・オヤジ会”開催!2021年06月09日

 昨年2月の開催を最後に”ちょい呑みオヤジ会”がコロナ禍で休会して1年3カ月となる。第4波がようやく終息気配となってきたが、10人前後の呑み会の再会は今ももっての外の雰囲気で、顰蹙を買うに違いない。そんな中でオヤジ会グループラインで登録メンバーが時折り投稿し合って細々と交流を維持している。 
 地区社協のある事業部がLINEによるオンライン部会を開催した。地区社協会長にも参加が要請されリモート出席した。それまで何度かテレワークを経験したがすべてZOOMによるものだったので、その時初めてLINEによるオンラインミーティングが可能なこととZOOM以上に簡単な手順でできることを知った。
 オンラインオヤジ会ができないものかと思った。幸いオヤジ会グループラインに9人のメンバーが登録している。昨日の昼過ぎに、ひとまずお試しのオンライン・オヤジ会を呼びかけた。LINE登録されたばかりの80歳代のお二人が好奇心も手伝って「やってみたい」と手を挙げてもらった。そこでグループライン上で参加の手順をお知らせし、グループビデオ通信にアクセスをお願いした。
 17時にビデオ通信を開始した。お二人が問題なく順次参加された。何しろ平均年齢81歳の面々である。これは驚異的な出来事ではあるまいか。ワクチン接種の状況等ホットな話題から始まった。おひとりはウイルス学の研究者でもある。早速コロナの変異種の見通し等についてお聞きした。私はノートパソコンでのLINEアプリによる参加だが他の方はスマホを手にしての参加である。次回に向けてPCへのLINEアプリ導入や、スマホスタンド利用をお勧めした。いずれにしろ長時間は難しい環境だったので30分程でひとまず終了した。
 できれば次回は定例のオヤジ会開催曜日である日曜の17時からの開催を呼びかけたい。

民生委員のICT活用2021年06月10日

 緊急事態宣言中で定例の地区民生委員協議会の休会が続いている。そんなわけで会議資料がまとまって送られてきた。資料の一つに全国の民生・児童委員連合会発行の広報紙「ひろば」がある。その5月号の特集記事「ICT活用のすすめ」に関心を持った。
 人と人とのつながりがテーマの民生委員の活動は対面活動が基本である。ところがコロナ禍で対面活動自粛が余儀なくされている。そんな中で民生委員の「ICT活用」は時宜に叶ったタイムリーな記事である。早速目を通した。
 残念ながら期待したイメージの内容ではなかった。トップ記事はICT(情報通信技術)の活用や留意点の解説で、実際の二つの活用事例の紹介が続く。トップ記事はさておいて、二つの活用事例はいずれも子育て支援についての取り組み事例だった。ツイッターによる子育て相談であったり、ZOOM活用のオンライン子育てサロンの紹介である。子育て世代というICTに馴染んだ世代対象の事例でもある。
 個人的にはおひとり住まいの高齢者の見守り活動こそICT活用が必要ではないかと思っている。コロナ禍の自粛生活で最もダメージを受ける層である。同時に最も孤立化が深刻な層でもある。そうした層でもスマホやタブレットは予想以上に浸透している。問題は民生委員と独居高齢者を繋ぐ先進的な仕組みやノウハウが共有されていない点である。そうした事例紹介こそが求められている。
 残念ながらその期待は叶えられなかった。