屋根の老朽化とアスベストの対処(その1)2023年04月17日

 ご近所でリフォーム工事をしていた業者から連絡を受けた。我が家のスレート瓦の屋根の傷みが顕著だとのこと。2年前に外壁塗装等のリフォームをしたが、その時は屋根までは手を付けていなかった。早速その時の業者に連絡をして点検してもらった。
 予想外の点検結果が伝えられた。屋根の傷みもさることながら、屋根材にアスベストが含まれておりこの除去費用を含めて250万円近くもの費用が必要だという。
 思いがけない想定外の高額費用である。夫婦ともに後期高齢者となった身であり、この家で過ごす年数も限られている。日常生活には支障はない現状で果たしてそこまでの修復工事が必要かとためらった。
 ネットで調べると確かに2004年以前に建てられた家屋のスレート瓦にはアスベストが使用されている事例が多いようだ。ただ屋根材使用のアスベストの危険度は高くない。修復工事でアスベストを飛散させるより現状維持しておくという選択肢もあるようだ。
 問題は、スレート瓦の経年劣化の破損落下のリスクである。地区40年の建物のではあるが、20年前に新築時の瓦の上にスレート瓦を覆う形でリフォームしている。場合によっては損傷の大きいパーツの修復だけで済む可能性もある。
 セカンド・ドクターならぬセカンド業者による診断を依頼することにして最寄りのショッピングモールにあるリフォーム業者を訪ねることにした。