マスク着用の「個人判断」宣言2023年04月01日

 3月13日以降、マスクの着用は「個人の判断が基本」となった。ところが街中はさすがにつけていない人も見かけるが、地域の会議となると誰もが着用している。室内でお互いの顔が認識し合える場では無難に過ごしたいという想いが強いのだろう。日本特有の「同調圧力の強さ」を感じてしまう。
 先日、私が主催者である地区社協の10人余りの会議があった。マスク着用自由化後の初めての会議だった。誰もがマスクを着用している中で私自身は着用しなかった。
 冒頭「13日からマスク着用は個人判断になりました。私は着用しません。地区社協は基本的に多様性が尊重されるべき組織と心得ています。皆さんも着脱については自由な意思で個人判断して下さい」と敢えて宣言した。
 個人的にはマスク着用の弊害が気になっている。乳幼児の子育てやお年寄りの介護にとって顔の表情が隠されるマスク着用は好ましくない筈だ。コロナ禍の感染がインフルエンザ並みに落ち着いた今、罹患者や花粉症対策の着用は別にしても、一般人の一律的な着用は懸念がある。
マスクを着用しないことに多少とも気負いを感じなくて済むのはいつのことだろう。