幼馴染み三人の再会 ― 2024年01月15日

幼馴染みの友人と一緒に加古川の弟を見舞った。家内の運転するマイカーでJR東加古川駅前に1時過ぎに到着した。約束の時間よりも早く到着した友人の姿があり、1時半の訪問を告げていた弟宅に少し早く着いた。
奥さんに来訪を告げて車の駐車誘導をした後、三人で玄関先で靴を脱いだ。勝手知ったる間取りである。1階奥の弟の寝室を覗いた。奥さんが弟を抱きかかえてベッドから椅子に移しているところだった。
ベッドの横の少し窮屈なスペースに丸椅子が2脚用意されていた。幼馴染み三人の久々の歓談の場である。私には2カ月ぶりの弟との再会だった。顔色の良さの反面、瘦せこけた頬が目についた。友人にとっては前回の中学同窓会以来4年ぶりの再会の筈である。幼馴染みたちの再会を忖度してか、奥さん二人はダイニングでお喋りしている。
弟は会話はできるが声が小さくて聞き取りにくい。それでも時に筆談を交えて何とかおしゃべりできた。友人の近況が披露された。膀胱癌の闘病や私たち兄弟もよく知っている二人のお姉さんの消息などを聞いた。弟が社会人になって下のお姉さんと電車の中で会って声を掛けたという初めて聞く話を口にした。郷里のご近所の私たちのマドンナの話題も出て、弟と友人がそのお母さん経営のスナックに出かけたという逸話を聞かされた。やっぱり男三人の共通の話題には多少の艶っぽさは欠かせない。弟は以前やっていた塗り絵を最近復活しているということで作品も見せてくれた。
途中、コーヒーとケーキを隣室でいただいた。その間、弟は奥さんに一日に一度のゼリー状の食品を食べさせてもらっていた。胃瘻中の弟には口から食べられる貴重な愉しみである。
1時間半ばかり滞在してお暇することにした。弟の意向もあったようだが地元の老舗の焼き穴子と自宅庭で採れた柚子と一緒にお土産に貰った。幼馴染み三人の再会を心待ちにしていた弟の気持を窺わせた。その想いをありがたく受け止った。
三人揃った記念のショットがスマホに残された。
奥さんに来訪を告げて車の駐車誘導をした後、三人で玄関先で靴を脱いだ。勝手知ったる間取りである。1階奥の弟の寝室を覗いた。奥さんが弟を抱きかかえてベッドから椅子に移しているところだった。
ベッドの横の少し窮屈なスペースに丸椅子が2脚用意されていた。幼馴染み三人の久々の歓談の場である。私には2カ月ぶりの弟との再会だった。顔色の良さの反面、瘦せこけた頬が目についた。友人にとっては前回の中学同窓会以来4年ぶりの再会の筈である。幼馴染みたちの再会を忖度してか、奥さん二人はダイニングでお喋りしている。
弟は会話はできるが声が小さくて聞き取りにくい。それでも時に筆談を交えて何とかおしゃべりできた。友人の近況が披露された。膀胱癌の闘病や私たち兄弟もよく知っている二人のお姉さんの消息などを聞いた。弟が社会人になって下のお姉さんと電車の中で会って声を掛けたという初めて聞く話を口にした。郷里のご近所の私たちのマドンナの話題も出て、弟と友人がそのお母さん経営のスナックに出かけたという逸話を聞かされた。やっぱり男三人の共通の話題には多少の艶っぽさは欠かせない。弟は以前やっていた塗り絵を最近復活しているということで作品も見せてくれた。
途中、コーヒーとケーキを隣室でいただいた。その間、弟は奥さんに一日に一度のゼリー状の食品を食べさせてもらっていた。胃瘻中の弟には口から食べられる貴重な愉しみである。
1時間半ばかり滞在してお暇することにした。弟の意向もあったようだが地元の老舗の焼き穴子と自宅庭で採れた柚子と一緒にお土産に貰った。幼馴染み三人の再会を心待ちにしていた弟の気持を窺わせた。その想いをありがたく受け止った。
三人揃った記念のショットがスマホに残された。
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