オヤジ会・・・見守り活動の実践的役割2024年01月22日

 金曜日の夕方5時半頃、携帯のコール音が鳴った。ちょい吞みオヤジ会のお独り住まいの最高齢メンバーの知人からだった。「今、サンパレスにきているが今日のオヤジ会は中止になったのか?」とのこと。オヤジ会は二日後の日曜だった。そのことは電話とショートメールで確認済みだった。その旨伝えて車で来ているという知人に運転が心配なので帰宅後の連絡をお願いして携帯を終えた。
 ご本人の歳相応の認知症状が気になっていた。ご近所さんの車の運転を心配する声も聞いていた。オヤジ会への誘いもためらいもある。お酒が大好きでリタイヤ後は地域の友人との呑み会がかけがえのない楽しみな人だった。その呑み仲間も相次いで他界し、今やオヤジ会は貴重な呑み会になっていると毎回口にされている。できれば参加が続けられる環境を整えればと思う。結局その日には帰宅連絡はなく、翌朝に自宅の固定電話に連絡し在宅が確認できた。
 オヤジ会は呑み友だちのいなくなった独り住まいの高齢者には格好のお出かけ先であり居場所になっている。主催する側からは否応なく月に一度の開催案内という安否確認が求めれれる。その意味では地域の見守り活動の実践的な役割も担っていることを噛み締めた。