ワクチン接種の情報が飛び交っている。メディアの報道だけではない。私の周辺でも「どこで予約できるか」「いつ接種できるか」「〇〇さんが予約できたらしい」といった話題が賑わっている。
　我が家の高齢者夫婦はいち早く予約ができた。５月１０日に住宅街のクリニックで予約ができたたという情報がご近所の奥さんからもたらされた。すぐに夫婦で出かけると既に当日可能な予約は終了していて、キャンセル待ちの用紙に申し込みをしておいた。
　その後、１４日には、ご近所の別の奥さんから隣接の街の病院で予約ができたが、まだ予約枠があるようだという情報がもたらされた。折角の情報なのだからと家内が一人で夫婦の接種券と診察券を持参して出かけた。帰宅した家内から３１日の第１回接種とその３週間後の第２回接種が予約できたと聞かされ、予想外に早い予約に驚かされた。ただかかりつけの証である診察券持参が予約条件だったようだ。数年前に受診していた時の診察券が役立った。
　その日の夜にキャンセル待ちしていたクリニックから予約可能の連絡があったが、丁重にキャンセル待ちのキャンセルを申し出た。
　それにしても世間は予約が殺到し予約のアクセスすらできないという情報が溢れている。そんな中で幸運にも予想外に早く接種予約できたものだと思わざるをえない。家内のご近所づきあいの賜物であり、主婦ネットワークの威力を思い知らされた。”恐るべし主婦ネットワーク”である。