民生委員の出番が増えた2021年06月26日

 最近、民生委員の出番がとみに増えている。超高齢化が進展し、それに応じて高齢者やご近所さんの困り事や相談事が増えている。
 高齢のひとり住まいの男性の異常な行動にご近所さんが困惑している。その男性の子供たちの通学時の過剰な声掛けに保護者からの不安の声が届けられた。80代の両親と50代の独身の娘さんが同居するお宅で大声での口論がご近所迷惑の種になっている。若年性認知症の50代の男性とその介護者の奥さんとの家庭内のバトルが開け放たれた窓からご筒抜けになり、その激しさにご近所さんから心配の声が届いた。
 共通しているのは当事者の困り事が深刻化しご近所さんにもその影響が及んでいる点である。民生委員にご近所さんからの通報が届けられる。高齢化に伴うご本人の寂しさや孤独感、家族間の葛藤やや介護生活のストレスなど当事者にとっても過酷な現実がある。同時にその余波がご近所さんにも及んでしまうという現実が、進行する超高齢社会の風景として見えてきたように思う。
 こうした事例を民生委員間で共有することで、民生委員にも問題意識を持っておくことが必要ではあるまいか。

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