ゴンタとシマヘビ ― 2013年08月10日
真夏の早朝の散歩道である。通り道の一角にゴンタと名付けられた犬が飼われている。飼い主のご主人に連れられて尻尾を振りながら嬉しそうに散歩するゴンタをよく見かける。今日、ゴンタの根城の庭先が葭簀(よしず)のすだれで覆われているのを目にした。犬小屋前の一角がすっぽり日陰をつくっている。葭簀のすだれが灼熱の直射日光からゴンタを守っている。飼い主のご主人のゴンタに注がれた気遣いをみた。
有馬川沿いの舗道に出た。北に向いたスニーカーの数メートル先の舗道を何やら異常な物体が遮った。一瞬、背筋の寒さに襲われながら蛇の蛇行だと気づいた。細身で縞模様がある体長1mは優にあるシマヘビだった。竹藪から這い出して有馬川の岸辺に消えた。灼熱を逃れて水辺を求めるかのような動きだった。
真夏の散歩道で二匹の生き物が喘いでいた。
有馬川沿いの舗道に出た。北に向いたスニーカーの数メートル先の舗道を何やら異常な物体が遮った。一瞬、背筋の寒さに襲われながら蛇の蛇行だと気づいた。細身で縞模様がある体長1mは優にあるシマヘビだった。竹藪から這い出して有馬川の岸辺に消えた。灼熱を逃れて水辺を求めるかのような動きだった。
真夏の散歩道で二匹の生き物が喘いでいた。
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