社協の安心キット導入の節目2013年08月09日

 今日、郵便受けに社協の広報紙「ぬくもり特別号」がポスティングされた。安心キットの利用案内のチラシでもある。6月初めに社協分区の安心キット導入準備会がスタートして以来、ようやく一つの節目を迎えた。
 この間、準備会メンバーのひとりとして事務局的な役回りを引受け、原案の起案と対象エリアの民生委員打合せ、社協の執行部会、役員会での提案調整を担当した。ぬくもり特別号の発行配布は、過去3回の機関会議での検討を経て、社協として地域に「安心キット導入」を公に発信したものだ。ひとつの山場を越えたという感慨がある。
 安心キット(救急医療情報キット)は、かかりつけの医療機関や緊急連絡先などを 記入した用紙や保険証のコピーを筒状の容器に入れて冷蔵庫に保管しておき、緊急時に救急隊員に簡単に見つけてもらって迅速な搬送に役立ててもらうためのツールである。
 ぬくもり特別号は在住の住宅街約2千戸の全戸にポスティングされる。今回対象のエリアに在住の1,250人の高齢者が対象である。1カ月間の応募期間中にどれだけの方に応募して頂けるだろうか。地域での高齢者見守りの新たな本格的な取り組みである。個人的にも高齢者問題への対応に向けて初めて全力投球した事業である。社協役員や民生委員など多くのボランティアの皆さんの前向きな姿勢に手応えを感じている。ぜひともの全希望者宅への配布を完了し安心キット導入という高齢者見守り事業の第一歩を踏み出したい。