3年ぶりの中学同窓会2017年01月23日

 昨日12時から15時まで出身地の姫路で中学校の同窓会があった。クラス会は昨年6月にも開催されていたが学年全体の同窓会は3年ぶりだった。
 11時20分頃にJR姫路駅南口に降り立った。会場の送迎バスが待っていたがよく知った道のりを歩いていくことにした。旧友たちの驚きをよそにすっかり変わった街並みを眺めながら南に向かって約15分を歩いた。市役所のほぼ西側に位置している会場・北京閣別館には開会25分前に到着した。
 懐かしい面々と挨拶を交わしたり歓談したりして開会を待った。なかでもある旧友と貴重な懇談が交わされた。彼は出身中学の学区を対象に郷土史研究を続けているという。在住の山口町の郷土史をテーマとした公民館講座を15回続けている私とは同好の士である。大いに話が弾んだ。彼はその研究成果をこのほど出版したとのことだ。ぜひ分けてほしいと懇願したところ在庫を確認して可能なら送付するという嬉しい回答をもらった。
 開会時間になって恒例の集合写真の撮影となった。旧友のひとりは今も現役の写真屋さんである。彼のプロのような?指示に従ってワイワイと時間をかけた撮影を終えた。これはこれで恒例のイベントになりつつある。
 今回の出席者は51名である。男性33名、女性18名の内訳はいくつになっても家事を抱えた女性の出席の難しさを物語っているようだ。出席者は第一回の還暦同窓会が74名で3年前の二回目も51名のだったとのこと。卒業55年後の同窓会としては多い方ではないか。11人の世話人に準備を整え開会にこぎつけてもらった。お世話になりました。
 冒頭の物故者への黙祷、世話人代表の開会挨拶、乾杯と続き会食・懇親に移った。同じクラスの仲間たちが円卓を囲む。中華料理に舌鼓し同じ円卓の旧友たちと歓談しながら杯を重ねた。たっぷり2時間半以上の会食の後半は席を立ち円卓巡りをしながら語り合いたい友を見つけては歓談を重ねた。男女を問わずご近所の小学校以来の幼馴染みとの語らいが懐かしい。とりわけ思い出を共有し合った女の子(当時の)たちとの語らいは今尚心ときめくものがある。
 3時には宴席はお開きになった。この後市内の繁華街での二次会も準備されている。残念ながら私自身は翌日の高齢者対象の100名規模のお食事会を控えている。開会挨拶の草稿も準備が必要だ。2時間の道のりも考慮し二次会参加は断念し、姫路駅前で送迎バスを下車した。今後とも3年に1度くらいの頻度で開催される気配もある。次回を楽しみにしながら帰路についた。