巨大クレーンが産みだす風景 ― 2018年09月03日
いつの頃だったか。もう半年以上にはなると思う。山あいの田園風景に包まれた山口の町に突如として巨大なクレーンが出現した。他のいかなる構造物をもはるかに凌ぐ高さである。その超越的な高さ故に散歩道のどこからもその武骨な鉄骨はいやでも目に入る。およそ周囲の牧歌的な風情とはかけ離れた姿だ。
神戸市北区と境を接する山口町の西端の広大な敷地に阪神流通センターが拡がる。40数年前に中国自動車道の西宮北インターが開設されて以降、山口町に開発の波が押し寄せ 大きく変貌した。その数年後に開発された流通センターはインターに近接し多くの企業が物流拠点として進出した。中でもひときわ広大な面積を占めたのがアシックスの配送センターだった。
その配送センターが撤退し敷地は更地になってしばらく時を経た。巨大クレーンが設置され二本の腕が鉄骨を積み上げようやく巨大な建物の骨格が姿を現した。まもなく二本の鉄の腕も姿を消すことだろう。
神戸市北区と境を接する山口町の西端の広大な敷地に阪神流通センターが拡がる。40数年前に中国自動車道の西宮北インターが開設されて以降、山口町に開発の波が押し寄せ 大きく変貌した。その数年後に開発された流通センターはインターに近接し多くの企業が物流拠点として進出した。中でもひときわ広大な面積を占めたのがアシックスの配送センターだった。
その配送センターが撤退し敷地は更地になってしばらく時を経た。巨大クレーンが設置され二本の腕が鉄骨を積み上げようやく巨大な建物の骨格が姿を現した。まもなく二本の鉄の腕も姿を消すことだろう。
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