佐賀の旅④ホテルの不本意な料理に楽しさ半減2023年06月03日

 唐津市街地の長い散策で疲れた体をホテルの大浴場に浸かって汗を流した。6時に夕食会場の大宴会場に向かった。宴席ではないのでグループごとに三々五々4人席のテーブルに着席する。
 「佐賀牛しゃぶしゃぶ会席」というふれこみの料理が既にテーブルに配膳されている。お刺身三種盛り、しゃぶしゃぶひとり鍋、揚げ物、よもぎ餅、イカの塩辛、香の物、炊き込みご飯、デザートといったお品書きだった。生ビールを別注してたっぷりあるアテで喉を潤した。料理の感想は残念ながらホテルの料理としては×印だった。しゃぶしゃぶのお肉は柔らかく美味しかったが量が少な過ぎた。エビと野菜の天ぷらとアジのフライといった揚げ物は揚げたてに程遠く素材もイマイチ。中でもべちゃついた炊き込みご飯は最悪だった。一泊二日のツアーで唯一の夕食は何よりの楽しみである。それがこのレベルではツアーの楽しさも半減した。
 早々に夕食を終えて1階のショップに向かった。お土産の物色に余念がない家内を残して一足先に部屋に戻り、2度目の入浴を済ませた。
 翌朝5時過ぎにいつものように早朝ウオーキングに出かけた。ホテルは北側の玄界灘と南側の松浦川に挟まれた岬のような地形の真ん中あたりに建っている。ホテルのすぐ東側から”虹の松原”が続いている。東に向かって虹の松原を進み、途中から玄界灘を望む砂浜に出た。ここで折り返して西に向かって松浦川沿いの遊歩道を歩いた。唐津城の雄姿が遠望できた。
 ホテルに戻り朝食に出かけた。6時45分と早目に会場に着いたが既にテーブル席はほぼ満席状態。ビュッフェスタイルなので混雑をかき分けて食材を皿に盛りつけていく。コロナ禍明けの国内観光の復活ぶりを目の当たりにした。朝食もまた不本意なレベルだった。ホテルバイキングの楽しみは新鮮で珍しい地元食材だが、ありきたりの食材ばかりが目につき、残念ながら期待は満たされなかった。
 部屋に戻り、朝ドラを観た後、8時15分出発予定のバスに乗り込んだ。

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