佐賀の旅➄秘窯の里・大河内山の山水画の景観2023年06月04日

 佐賀の旅二日目の最初の訪問は”大河内山(おおかわちやま)”という初めて耳にするスポットだった。唐津から南に20Kmばかりの伊万里焼の窯元の里である。
 バスを降りると目の前に風光明媚な里山の集落が広がっていた。少し歩いて集落の入口に着いた。伊万里焼なのだろうか大きな陶板の案内マップの前でバスガイドさんからこの”秘窯の里”の散策案内を聞いた。
 集落を南北に走る大通りを北に進む。途中の右手の緩やかな坂道を辿った時、ツアーのキャッチコピー”山水画を思わせる景観”が現れた。窯元の風情のある煙突、左右の白壁の街並み、正面の屏風岩等、いかにも山水画の風情漂う景観だった。
 大通りに戻り集落の東を流れる小川に沿って北に向かった。小川の左右は苔むした石垣が続き、川面にも石畳が敷かれて癒される景観である。犬の散歩中の地元のおばさんに道を尋ねた。親切に観光案内を兼ねて”陶工の墓””関所跡”のスポット迄案内してもらった。
 1時間ばかりの秘窯の里・大河内山の滞在を終えてバスが次のスポットに向けて出発した。