地区社協会長会議の収穫2023年06月30日

 地区社協会長会議に出席した。冒頭の理事長挨拶では「市社協関係の会議でのマスク着用については個人の自由意志に任せます」とのコメントがあった。前回の会長会議で私以外の出席者全員のマスク姿に唖然とした。マスク着用は個人の自由意志となった中でのその異様さに違和感があった。社協という地域福祉を担う組織だからこそ多様性が重視されるべきではないかと思えた。その思いが今回の理事長挨拶で叶った。
 共同募金運動の事業報告の後、募金活動のアンケート、にしのみやフォーラム参加要請、地域しごとサポートセンターのアンケート等の依頼事項が相次いだ。直後にある地区社協会長から批判的な発言があった。市社協の取組みの前例主義的な踏襲への不満、地区社協依頼事項の負担感等が厳しい表現で語られた。地区社協側の立場からは共感できる面もある発言だった。
 その後、会長会議で恒例化しているグループ討議となった。5人の地区社協会長と3人の市社協職員による「地域の中での”あんしんづくり”とは?」をテーマとしたグループ討議だった。
 香櫨園地区の二つの取組みが参考になった。ひとつは、地域でやりたいことを自由に語り合う”居場所トーク”の開催である。既存の事業への参加でなくやりたいことを話合ってやりたい人が新たに立ち上げる。地区社協は会場手当や費用面の応援をする。これを通して様々な”居場所づくり”が始まっているとのこと。今ひとつは、会員会費募集で地区社協活動をまとめたリーフレットを配布を始めたところ会員会費の応募が倍増したという。当たり前の取り組みながら”目から鱗”の感があった。

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