福島の旅➀ブドウ狩り2023年09月24日

 4か月半ぶりという比較的短い間隔で家内同伴のツアーに出かけた。在宅介護で過している弟のようすを見るにつけ、いつ旅行にも行けなくなるかもしれないという想いが背中を押したことは否めない。今回のツアーは5年ぶりの飛行機利用だ。訪問スポットもフルーツ狩り、吾妻小富士の釜巡り、裏磐梯・五色沼等の自然散策と、鶴ヶ城、大内宿といった史跡探訪と盛沢山である。
 自宅からマイカーで出発しJR名塩駅前の駐車場に留め、JR宝塚、阪急宝塚、蛍池、モノレール大阪空港と乗り継いで6時半頃にツアー集合地の団体カウンター前に到着した。今回のツアーは総勢37名の参加者だった。7時55分発のANAの小型機が9時5分に福島空港に到着した。
 空港前に駐車した観光バスに乗車し、最初のスポット「飯島町観光農園」に到着した。待っていたのは「巨峰のブドウ狩り」だった。福島県はフルーツ王国でもある。到着した農園は、桃、リンゴ、サクランボ、ブドウ、ナシ等の畑が広がり四季折々にフルーツ狩りが楽しめる。
 ブドウ農園ではハウスにいっぱい実った巨峰の房が紙に包まれて天上からいっぱいぶら下がっている。30分食べ放題である。ハサミで茎の根元を切ってベンチ式の椅子に腰かけて戴く。紙に包まれているためか洗わなくても大丈夫なようだ。甘い種なしブドウのいっぱい実った房を家内と二人で3房味わった。
 農園を後にして昼食会場の「道の駅ふくしま」に向かった。このツアーでは昼食は各自で自由に食べることになっている。道の駅としてはかなり大きな売場の地元産の具材の詰まった巻き寿司を調達しフードコートで済ませた。
 その後バスは一路、今日のメインスポット・浄土平の吾妻小富士の釜巡りに向かった。