恒例の住宅街の出前寄席 ― 2008年11月29日
自治会の回覧で案内のあった「ゑびす寄席」の日である。毎年この時期に私の住む住宅街で開催される恒例の出前寄席である。昨年に続いて今回も開演の2時少し前に会場の自治会館に行った。 受付で主催者の(財)西宮市文化振興財団の職員らしき人に千円の木戸銭を払い会場に入る。パイプ椅子60席ばかりのホールを8割方の観客が埋めている。
受付で貰ったパンフレットには出演者である6名の噺家と「噺」が書かれている。笑福亭喬介「色事根問」、桂吉坊「千早振る」、笑福亭瓶生「いらち俥」、笑福亭三喬「転宅」、笑福亭達瓶「ふぐ鍋」、露の団四郎「二番煎じ」である。出演者6人の内、最初の二人以外は昨年と同じ噺家である。
最初の笑福亭喬介は自ら3年の修行明けを口にするように未熟な芸だった。あちこちで噺を噛んでいるのだから世話はない。子供のような顔つきの桂吉坊は才能を感じさせる若手だった。笑福亭瓶生は昨年はそれほど印象に残らなかったが出し物の違いか今回はオーバーアクションを駆使した熱演振りに好感を持った。昨年同様、今年も最も拍手を送ったのが笑福亭三喬である。とぼけた味わいのある話芸が着実に進化している。中入り後の笑福亭達瓶は噺が二週間前の神戸セミナーハウス寄席の桂文華と同じだったこもあり、文華に較べて見劣りした感は拭えない。トリを取ったのは露の団四郎である。芸暦30年を超えるベテランである。その軽妙洒脱な語りは独特の笑いを誘うものの何か物足らなさを感じさせられた。
2時から4時15分頃までの出前寄席は、それなりに愉しい時間だったが、前回ほどのインパクトに欠けたという印象を抱きながら会場を後にした。
受付で貰ったパンフレットには出演者である6名の噺家と「噺」が書かれている。笑福亭喬介「色事根問」、桂吉坊「千早振る」、笑福亭瓶生「いらち俥」、笑福亭三喬「転宅」、笑福亭達瓶「ふぐ鍋」、露の団四郎「二番煎じ」である。出演者6人の内、最初の二人以外は昨年と同じ噺家である。
最初の笑福亭喬介は自ら3年の修行明けを口にするように未熟な芸だった。あちこちで噺を噛んでいるのだから世話はない。子供のような顔つきの桂吉坊は才能を感じさせる若手だった。笑福亭瓶生は昨年はそれほど印象に残らなかったが出し物の違いか今回はオーバーアクションを駆使した熱演振りに好感を持った。昨年同様、今年も最も拍手を送ったのが笑福亭三喬である。とぼけた味わいのある話芸が着実に進化している。中入り後の笑福亭達瓶は噺が二週間前の神戸セミナーハウス寄席の桂文華と同じだったこもあり、文華に較べて見劣りした感は拭えない。トリを取ったのは露の団四郎である。芸暦30年を超えるベテランである。その軽妙洒脱な語りは独特の笑いを誘うものの何か物足らなさを感じさせられた。
2時から4時15分頃までの出前寄席は、それなりに愉しい時間だったが、前回ほどのインパクトに欠けたという印象を抱きながら会場を後にした。

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