滝野町の闘龍灘 ― 2013年07月14日
連休である。世間並みに家内と出かけようということになった。先頃、加東市在住の大学時代の友人から自作の美味しい有機米を送ってもらった。友人宅の近くに闘龍灘がある。一度は見ておきたいと思っていた景勝地探訪もできる。お礼がてらに友人宅を訪ねることにした。
中国道の滝野社ICを降りて正確無比なナビに案内されて迷うことなく友人宅に到着した。友人はリタイヤ後は郷里に戻り、田圃を購入し一から自作農を始めた。現役時代に環境問題にも関わったこともあり、無農薬の米作りに挑戦している。除草剤を一切使用しない米作りである。近隣の同じ志の先輩農家との交流会にも参加し、その指導を受けながらの新米農家の苦労話を聞いた。草抜きなどの手作業も多い。天候や気候との折り合いにも苦労が多い。それでも手間暇かけた稲作の収穫での確かな手応えは何物にも代えられないという。しばらく懇談した後、近くの闘龍灘に案内してもらった。ジャガイモ、トマト、にんにくなどの有機野菜をいっぱい貰った。
車で5分ばかりのところに景勝地・闘龍灘があった。加古川の西岸にある「闘龍すくえあ」という公園から、川床に降りることができる。公園からは川床いっぱいに起伏する岩石群の見事な眺望が見渡せる。石段を降りて川床から北方向を眺めた。川の流れが岩石に阻まれて激流となって水飛沫をあげている。川岸に建つ料理旅館のすぐ足元の岩場で鮎釣り人が一人、糸を垂れていた。岩石を伝って川の中央部に出た。割れた岩床が一筋の流れを作っている。足元の岩に「掘割水路」の案内板が嵌め込まれていた。加古川の舟運や筏通行の難所だった闘龍灘を開削して作られた明治6年完成の水路ということだ。
友人ご夫婦に案内されて近くのお洒落なレストランで昼食をご馳走になって、帰路に着いた。旧交を温め景勝地を訪ねたプチ旅行だった。
中国道の滝野社ICを降りて正確無比なナビに案内されて迷うことなく友人宅に到着した。友人はリタイヤ後は郷里に戻り、田圃を購入し一から自作農を始めた。現役時代に環境問題にも関わったこともあり、無農薬の米作りに挑戦している。除草剤を一切使用しない米作りである。近隣の同じ志の先輩農家との交流会にも参加し、その指導を受けながらの新米農家の苦労話を聞いた。草抜きなどの手作業も多い。天候や気候との折り合いにも苦労が多い。それでも手間暇かけた稲作の収穫での確かな手応えは何物にも代えられないという。しばらく懇談した後、近くの闘龍灘に案内してもらった。ジャガイモ、トマト、にんにくなどの有機野菜をいっぱい貰った。
車で5分ばかりのところに景勝地・闘龍灘があった。加古川の西岸にある「闘龍すくえあ」という公園から、川床に降りることができる。公園からは川床いっぱいに起伏する岩石群の見事な眺望が見渡せる。石段を降りて川床から北方向を眺めた。川の流れが岩石に阻まれて激流となって水飛沫をあげている。川岸に建つ料理旅館のすぐ足元の岩場で鮎釣り人が一人、糸を垂れていた。岩石を伝って川の中央部に出た。割れた岩床が一筋の流れを作っている。足元の岩に「掘割水路」の案内板が嵌め込まれていた。加古川の舟運や筏通行の難所だった闘龍灘を開削して作られた明治6年完成の水路ということだ。
友人ご夫婦に案内されて近くのお洒落なレストランで昼食をご馳走になって、帰路に着いた。旧交を温め景勝地を訪ねたプチ旅行だった。
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