呪いの館2013年07月15日

 朝の散歩道のコース途上の国道176号線沿い「呪いの館」がある。これまで何度も開店しては潰れてきたいわくつきの飲食店向け店舗である。5年前に「焼肉・小倉優子」が何代目かにオープンしてそれなりに健闘し4年ばかり持ちこたえた。http://ahidaka.asablo.jp/blog/2008/06/23/ その「焼肉・小倉優子」の店も、昨年10月についに落城し同じ業界の焼肉チェーンの「肉肉肉肉亭」に身売りした。http://ahidaka.asablo.jp/blog/2012/10/10/6598570
  ところが、その「肉肉肉肉亭」の看板がまたもや撤去され、数日前には全国チェーンの居酒屋「魚民」の看板が掲げられた。わずか9カ月であっけなく陥落した「肉肉肉肉亭」の「憎ッ憎ッ憎ッ憎ッ」の恨み節が聞こえてきそうだ。
 それにしてもこの店舗の過去の「血塗られた歴史」を出店者が知らぬ筈はない。それは決して「呪い」などという非科学的な理由でなく、立地条件や競合状況などの何らかの合理的な理由があるに違いない。それでもなお新規出店が相次ぐのはなぜだろう。内装外装の手直しはあっても建物自体の建替えはない。その分格安の出店コストと賃料が魅力なのだろう。それを背景に「我が店だけは生き残ってみせる」という自負があっての出店に違いない。いよいよ登板した大手全国チェーンのお手並みを注目してみよう。

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