ハートネットTV「シリーズ 子どもクライスス」 ― 2014年04月03日
昨日、一昨日とNHK・Eテレの「ハートネットTV ・シリーズ子どもクライスス」を観た。NHK新会長の品格を疑わせる暴言にあきれ返る反面、こんな番組を目にすると、それでも現場は頑張っていると切なくなる。「福祉ポータル」をコンセプトにしたハートネットTVは、NHKの番組の中でも良心的で公共放送の名に値する好番組である。
「シリーズ子どもクライスス」は、いま子どもの6人に1人が貧困状態にあるという現実を見据えて、子どもを取巻く貧困の実態を、様々な現場で取材しながら伝えている。
第1回「貧困・追いつめられる母子」は、自身もシングルマザーであるひとりの女性の、貧困に苦しむ子どもの支援活動の様子を伝える。その活動を通して、シングルマザーたちの生活保護基準以下ながら、行政の支援を受けられない「見えない貧困」の実態を浮かび上がらせている。
第2回「失われゆく“居場所”」は、大阪・西成区の下町で50年にわたり、地域の子どもの成長を見守ってきた山王こどもセンターが深刻な危機に瀕している現実を追ったいる。大阪市が財政赤字削減のため、子どもの家事業を廃止することを決めたためだ。この事業による助成金で運営されてきた山王こどもセンターは、今や崩壊の危機に直面し、子どもたちにとってかけがえのない”居場所”が失われようとしている。
そして今晩の第3回「ある地域の挑戦」では、さまざまな困難を抱え、家にも学校にも居場所を見つけられない子どもたちに、どうすれば「自信」を取り戻してもらうことができるのかを、あるNPO法人の先駆的な取組みを通して紹介するようだ。
いつの間にかこの国は、とんでもない社会になってしまった。貧困の負の連鎖が蔓延し、格差社会は一層深刻化している。そのしわ寄せは社会的弱者である子どもたちやシングルマザーたちに容赦なく襲い掛かる。そうした層に対してセイフティネットを用意する立場にある行政は、財政赤字を名目にセイフティネットそのものをずたずたに崩壊させようとしている。その象徴的な姿が、大阪市の子どもの家事業の廃止という施策だろう。これが橋下市長の推進する「カイカク」の一面である。こんな現実を目の当たりにすれば、「都構想」推進と称して投じられた6億もの市長選挙費用という税金はいったい何なのかいう想いに駆られてしまう。この6億の無駄遣いの前では、セイフティネットをずたずたにするいかなる理屈も通用しない。
「シリーズ子どもクライスス」は、いま子どもの6人に1人が貧困状態にあるという現実を見据えて、子どもを取巻く貧困の実態を、様々な現場で取材しながら伝えている。
第1回「貧困・追いつめられる母子」は、自身もシングルマザーであるひとりの女性の、貧困に苦しむ子どもの支援活動の様子を伝える。その活動を通して、シングルマザーたちの生活保護基準以下ながら、行政の支援を受けられない「見えない貧困」の実態を浮かび上がらせている。
第2回「失われゆく“居場所”」は、大阪・西成区の下町で50年にわたり、地域の子どもの成長を見守ってきた山王こどもセンターが深刻な危機に瀕している現実を追ったいる。大阪市が財政赤字削減のため、子どもの家事業を廃止することを決めたためだ。この事業による助成金で運営されてきた山王こどもセンターは、今や崩壊の危機に直面し、子どもたちにとってかけがえのない”居場所”が失われようとしている。
そして今晩の第3回「ある地域の挑戦」では、さまざまな困難を抱え、家にも学校にも居場所を見つけられない子どもたちに、どうすれば「自信」を取り戻してもらうことができるのかを、あるNPO法人の先駆的な取組みを通して紹介するようだ。
いつの間にかこの国は、とんでもない社会になってしまった。貧困の負の連鎖が蔓延し、格差社会は一層深刻化している。そのしわ寄せは社会的弱者である子どもたちやシングルマザーたちに容赦なく襲い掛かる。そうした層に対してセイフティネットを用意する立場にある行政は、財政赤字を名目にセイフティネットそのものをずたずたに崩壊させようとしている。その象徴的な姿が、大阪市の子どもの家事業の廃止という施策だろう。これが橋下市長の推進する「カイカク」の一面である。こんな現実を目の当たりにすれば、「都構想」推進と称して投じられた6億もの市長選挙費用という税金はいったい何なのかいう想いに駆られてしまう。この6億の無駄遣いの前では、セイフティネットをずたずたにするいかなる理屈も通用しない。


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