山口さくら前線2014年04月04日

 山口のさくらまつりの前日である。さくらまつり会場のある有馬緑道を歩いた。新明治橋南側の袂の国道176号線から有馬川堤を南に向かった。左右のさくら並木は既に八分咲きの勢いである。
 しばらく行って振り返ると、山口の大ケヤキを背にした有馬川仁木家の個性的な建物の手前に、咲き誇るさくらが枝を差し掛けていた。平成橋の袂から山口センターのベージュの建物を眺めた。ここでも艶やかなさくらの花弁が建物を彩っていた。さくらまつりのメイン会場の遊歩道をを歩き、万代橋の欄干から有馬川の川面にかかる豪華なさくらの競演を眺めた。山口のさくらスポットでも一二を争う見どころである。
 松栄橋を渡って山口の旧街道を折り返した。公智神社前の旧国鉄有馬線跡の線路道を歩いた。公智神社前の西川沿いの小道に入る。ここもさくらトンネルと勝手に呼んでいるさくらスポットのひとつである。地形の違いが開花を少し遅らせているのだろうか。有馬川のさくらからは開花がワンテンポ遅れているようだ。
 山口のさくら前線を愉しんだ。