有馬川のさくらの開花2014年04月01日

 肌寒さは感じるものの確実に春の訪れを感じさせる朝の散歩道だった。一週間前、さくら並木に蕾の中のうっすら白い花弁の息吹を見た。そのさくらがすっかり開花した。
 降り続いた雨が有馬川の流れを勢いづかせていた。堰を流れ落ちる水流の上にさくらが枝を伸ばしていた。枝先には薄ピンクの蕾に混じって白い花弁がおちょぼ口の恥じらいを漂わせていた。すぐ先の早咲きのさくらには、濃いピンクの花弁が艶やかな色香を放っていた。
 一週間後のさくらまつりは、例年になく満開のさくらに包まれて催されるに違いない。