高齢者訪問よもやま話 ― 2014年10月07日
先週一週間、民生委員の高齢者実態調査のために集中的に高齢者宅をお訪ねした。180軒余りのお宅の内、留守宅だった20軒弱を残してほぼ一巡した。
7年前に民生委員就任後、回を重ねた訪問で懇意になった方も多い。普段でも道で会えばちょっとした立ち話を交わす方も増えてきた。気心が知れたおばあちゃんから打ち明け話を聞かされることもある。舐めてきた人生の辛酸を吐露されるのも、それなりに信頼を得てきた証左だろうと受け止めている。ご主人を亡くされたばかりの同年代の女性の涙にも素直に励ましの言葉がついて出る。70代後半のご夫婦を訪ねた時、ご主人が直腸癌の発症を告げられたばかりだと聞かされた。自分の皮膚癌発症の時の体験談で応じた。その時から死と向き合う覚悟のようなものができたように思うという述懐に共感して頂いた。
今回は、団塊世代を中心にリタイヤまもない男性たちと言葉を交わす機会も多かった。人口の突出したボリュームゾーンの中で生きてきた世代である。割を食った世代だという想いもある筈だ。それでも辛口のコメントを語らざるをえない。「人生の終盤でも割を食う事態が待ち構えています。10年後に皆さんが後期高齢者になる頃には病院のベッドや介護ケアの奪い合いが避けられません。行政は地域で支え合う在宅介護を押し付けています。地域にはそんな環境はできていません。今から10年後に向けてこの町の支え合いの環境づくりが不可欠です。元気な皆さんの地域活動参加を検討して下さい」。自分たちの世代が通り過ぎる場面ごとの社会へのインパクトは先刻承知の皆さんである。10年後の事態の理解は早い。関心は示してもらえるもの行動に結びつくまでには至らない。「男性向け地域ボランティア入門講座(リタイヤオヤジの居場所づくり講座)」を話題に話を締めくくる。
民生委員の高齢者訪問という役回りが、ご近所づきあいの希薄な新興住宅街にあっては、地域の繋がりづくりの機能を併せ持つということをあらためて実感した。
7年前に民生委員就任後、回を重ねた訪問で懇意になった方も多い。普段でも道で会えばちょっとした立ち話を交わす方も増えてきた。気心が知れたおばあちゃんから打ち明け話を聞かされることもある。舐めてきた人生の辛酸を吐露されるのも、それなりに信頼を得てきた証左だろうと受け止めている。ご主人を亡くされたばかりの同年代の女性の涙にも素直に励ましの言葉がついて出る。70代後半のご夫婦を訪ねた時、ご主人が直腸癌の発症を告げられたばかりだと聞かされた。自分の皮膚癌発症の時の体験談で応じた。その時から死と向き合う覚悟のようなものができたように思うという述懐に共感して頂いた。
今回は、団塊世代を中心にリタイヤまもない男性たちと言葉を交わす機会も多かった。人口の突出したボリュームゾーンの中で生きてきた世代である。割を食った世代だという想いもある筈だ。それでも辛口のコメントを語らざるをえない。「人生の終盤でも割を食う事態が待ち構えています。10年後に皆さんが後期高齢者になる頃には病院のベッドや介護ケアの奪い合いが避けられません。行政は地域で支え合う在宅介護を押し付けています。地域にはそんな環境はできていません。今から10年後に向けてこの町の支え合いの環境づくりが不可欠です。元気な皆さんの地域活動参加を検討して下さい」。自分たちの世代が通り過ぎる場面ごとの社会へのインパクトは先刻承知の皆さんである。10年後の事態の理解は早い。関心は示してもらえるもの行動に結びつくまでには至らない。「男性向け地域ボランティア入門講座(リタイヤオヤジの居場所づくり講座)」を話題に話を締めくくる。
民生委員の高齢者訪問という役回りが、ご近所づきあいの希薄な新興住宅街にあっては、地域の繋がりづくりの機能を併せ持つということをあらためて実感した。

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