紅葉の琵琶湖周遊ツアー②(ライトアップ永源寺)2017年11月20日

 紅葉の琵琶湖周遊ツアーの最後の訪問スポットに到着したのは予定を大幅に遅れた19時30分頃だった。既に日はどっぷり暮れて足元の悪い中を琵琶湖にそそぐ愛知川に架かる橋を渡った。参道の120段の石段を上りつめた先の岩山に十六羅漢の石像がライトアップされて浮んでいた。その先の総門の受付でパンフレットを受取ると目の前に風格のある山門が立ちはだかっている。山門の先の境内には壮大な七堂伽藍が配置されている。境内全体がライトアップされた燃えるような紅葉で覆われている。初めて体験するその幽玄な光景に思わず息を呑んだ。今回のツアーで最も感動をもたらした光景だった。
 室町時代初期に創建された臨済宗永源寺派大本山である。足利義満などの崇拝を受け多くの寺領を寄進され最盛時には2千人に及ぶ修行僧が集った堂宇であるという。琵琶湖東岸の辺鄙な山あいの地にかくも壮大な伽藍が残されていることに感嘆した。
 20時半頃に永源寺を後にして帰路についた。途中の大津サービスエリアで休憩し出発地の三田駅前に到着後、駅前駐車場からマイカーで帰宅したのは22時30分頃だった。

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