メモリアルイベントとなった山口ふくしフォーラム2018年03月07日

 山口ホールで”山口ふくしフォーラム”が開催された。西宮市と西宮市社協が主催し山口と北六甲台地区社協が共催する初めての福祉フォーラムである。参加人数が読めない中で当初は定員50名ほどの山口センター2階多目的室を予約していた。徐々に参加者数が固まる中で50名を超えることが分かり会場を山口ホールに移した。それでも70名前後が直前の見込みだった。ところがふたを開けてみると105名もの参加者だった。参加者は山口の住民である各地区社協関係者と地域内の福祉施設等の事業者、専門職、市社協、市関係部署職員である。
 市社協の北部地区担当によ基調報告の後、名来老人クラブの介護予防体操、香花園老人クラブ&民生委員の助け合い活動、山口地区障がい者親の会の設立経過の事例発表があった。市社協地区担当のソフトなト-クと発表者への質問や、自治会連合会長等の会場参加者への質問なども織り交ぜた運営が会場全体の一体感と和やかさを醸していた。事例発表の後、山口、北六甲台両地区社協代表から活動報告を紹介した。私からは地域支援マップを資料に特徴的な活動事例として福祉ネットとちょい呑みオヤジ会の紹介をした。
 後半30分は参加者に配られたキャンディの種別に九テーブルに分かれてのコーヒーを飲みながらの寛いだグループ懇談会だった。新旧両地区の福祉関係者10名前後が自己紹介を皮切りに個人や地域の活動について忌憚のない意見を交わした。
 2時間のフォーラムを終えて締めくくりの挨拶を受け持った。新旧両地区を跨いだオール山口の初めての地域福祉のフォーラムに105名もの参加があったこと。地区担当の巧みな企画と運営で会場と一体化した素晴らしいフォーラムになったこと。各事例発表が今後の活動に良いヒントとなったこと。今回限りのフォーラムでなく次年度以降も継続できるよう市や市社協の支援をお願いしたい等を述べて締めくくりとした。
 画期的なメモリアルイベントとなった山口ふくしフォーラムだった。