先日、会議でボランティアセンターに出かけた。入口ドアに見慣れない看板を目にした。キルト製の”ぬくもりカフェ”の案内看板だった。
　１年ほど前からボランティアセンターの中で相談窓口開設日にカフェを併設している。ボランティアセンター自体の認知度も低く、カフェ開設の周知も不十分だった。何よりもボラセン内のカフェの案内看板もなかった。コーディネーター会でも看板設置は課題だった。
　その看板がようやくでき上ったのだ。しかも業者委託でなく、地区社協の役員でキルトや手芸に長けた女性の手になるものだった。キルト素材にコーヒーカップや花瓶やケーキをあしらった優れたデザインの見事な作品だった。
　何よりも驚いたのは「ぬくもり」の文字が地区社協所定のロゴだったことだった。これは相当な知識と技術がなければできないものと思えた。すぐに作者に感謝のメールを送信した。
　地区社協の様々な活動や取組みが大勢のボランティアに支えられている。それぞれのメンバーが自分の得意な分野で独自のスキルを活かして関わってもらっている。