恐るべしパワーポイント!ナレーション機能2023年11月10日

 今月23日に地区社協の”ぬくもりフェスタ”を開催する。地区社協の組織と活動紹介も趣旨のひとつだ。各事業部のパネルによる活動紹介とともにパワーポイントのスライドショーによる紹介も柱となる。こちらはもっぱら組織と活動の全体を把握し、作成スキルも持ち合わせている私の担当だった。
 パワーポイントデータは既に作成済みだった。このデータをもとに地区社協HPも公開した。スライドショーではこのデータをブラッシュアッップしてよりビジュアルなものに仕上げた。各事業部活動の動画を取り込んだり、スタッフ写真を掲載したり、BGMを挿入したりした。そして最後に残された関門がナレーションの挿入だった。
 これには二つのハードルがあった。ひとつはナレーターの人材確保である。どう考えても後期高齢者のじいさんの役割ではない。住宅街の男女6人の知人たちとの昼食会の機会があった。その際の話題の延長線でナレーターの人選難を口にした。同席していた私よりはるかに若いご婦人から「以前に読み聞かせのボランティアをしていた」と耳寄りな情報が得られた。即座にナレーションの打診をして承諾して頂いた。
 今ひとつのハードルは果たして私のスキルでナレーション挿入が可能かという技術的な問題だった。36枚のスライド用の簡潔なナレーションの台本を作成しいよいよ吹き込みの本番を迎えた。吹き込みをやってみて実感したのはパワーポイントというソフトの機能の充実ぶりだった。何よりも吹き込みはクリックに応じてスライドごとに行える。そのため失敗してもその都度新たに吹き込んだ内容が上書きされる。動画のトリミングだけでなくナレーション等のサウンドのトリミングも可能である。スライドごとの時間設定も可能で全体の時間調整もできる。ナレーションをお願いした方の高目の音声の歯切れのよい話ぶりでスライドショーを大いにレベルアップして頂いた。
 それにしても”恐るべし、パワーポイント”である。