波瀾の年の初詣2007年01月01日

 昨年12月8日以来1ヵ月近く更新していない。忙しすぎたわけではない。ネタがなかったわけではない。書く意欲を萎えさせる出来事があった。
 昨年20日に自分自身に結構深刻な事態が降りかかっていることが判明した。それはそれであらためてHPなりブログなりで真正面から向合おうと思う。今はその時期ではないと思っている。
 そんな状況の中で迎えた新年だった。我が家の元旦の朝は、娘との3人家族に息子夫婦を加えた例年どうりの顔ぶれでお雑煮の食卓を囲んだ。
 朝食を済ませ、配達された年賀状を読み終えた11時30分頃、妻と2年ぶりの丸山山頂の稲荷神社に初詣に出かけた。自宅から徒歩20分程の所に丸山がある。山麓の大鳥居をくぐり標高375mの小山の山頂を目指す。中腹で参拝を終えた町内の知人一家と出会う。
 稲荷神社の拝殿に向い、何時にない真剣さで手を合わせる。降りかかった災厄の克服を祈願する。下山は金仙寺湖方面に抜けるコースを取る。
 山麓の金仙寺観音堂では元旦ということでお堂が開かれ、地元の世話役のご夫人がお供えの準備に余念がない。堂内の観音様を初めて拝観できた。ここでも丁寧な祈願を繰り返す。
 丸山山麓を回遊し丸山稲荷神社本社に向かう。折りしも神事を終えたばかりの大勢の氏子さんたちが正面階段から降りてきた。元旦の開かれた拝殿に再び祈願。
 ここまでくればこの地域の氏神である公智神社への参拝をはずすわけにはいかない。徒歩15分ばかり先の社に向かう。さすがに参拝客は多い。拝殿前の列を待って参拝。4度目の祈願である。
 こうして私自身にとって波瀾の幕開けになりそうな新年の、例年にない重くて真摯な初詣を終えた。