認知症カフェ立上げの加速化2018年01月12日

 認知症カフェ立上げにむけて市社協担当者に同行してお二人の方を訪ねた。
 おひとりは地元自治会のまとめ役の知人である。認知症カフェ立上げに当たっては地元自治会への挨拶と広報等の協力依頼が欠かせない。立上げ実行委員会の中心でもある市社協や地域包括といった半ば公的な立場からの依頼よりも地域住民組織の立場からの要請の方が円滑に進む場合がある。自治会の広報ツールの利用等がそれに該当する。そんな背景で福祉ネット代表の立場で同行した。要請内容については前向きな対応を頂けた。
 もうひとりの方は対象エリアの特別養護老人ホームの理事長である。エリア内の4施設の最後の訪問だった。認知症カフェ立上げには特養の協力が欠かせない。カフェ開設中の専門職派遣とデイサービスやショートステイ利用者の中で認知症発症者や家族に対するカフェの紹介活動等である。こちらも施設利用者側の住民組織代表という立場からの要請という面から同行した。理事長からは協力はやぶさかでないとの意向をお聞きした。これで4施設全ての協力が得られたことになる。
 残された課題は運営スタッフであるボランティアの確保である。10名程度はお願いしたい。もうひと踏ん張り必要だが何人かのメドはついた。認知症カフェ立上げに向けてその取り組みが加速化している。