誕生祝い恒例の音羽寿司2018年05月29日

 私の誕生日の前日の夕食のことである。「明日、73歳になるんやな~」と家内のそばで呟いた。少し間を置いて家内が返した。「明日のお昼はまた音羽寿司にいこか?」。少しの間が亭主の誕生日の失念を物語っていた。無理もない。本人もスマホのスケジュールの自動表示で自身の誕生日を知っていたに過ぎない。
 そんないきさつで誕生日恒例の音羽寿司のランチとなった。いつもの100均回転すしがちょっとばかりアップグレードしただけのランチである。家内はサービスランチを、私は春の軍艦三昧、白魚軍艦、ホタルイカ軍艦、野菜にぎり、梅しそ巻など6品13貫1巻を注文した。寄る年並みには逆らえない。これだけでいっぱいいっぱいである。
 今年は夕食の食卓にもちょっとしたサプライズがあった。大皿の両脇にナイフとフォークが並べられ、焼き立てのステーキが乗せられた。家内の気遣いの誕生祝いだった。
 プチ贅沢ランチとステーキ夕食で今年も淡々とした誕生日を終えた。