家内の老後生活の選択に拍手2018年07月04日

 初夏である。我が家の庭さきが緑の葉っぱに覆われている。2年ほど前には一面の芝生で覆われた庭先だった。今や菜園の風景に様変わりしている。
 家内は子育て卒業後の空白時間を永年パート勤めで埋めていた。そのパート勤めをようやく辞めて本格的な老後生活を迎えた。持て余す時間をご近所の友人たちとのお買物や食事やおしゃべりで費やしていたが、それだけでは埋まらない。結局、彼女が選んだのは趣味と実益を兼ねた家庭菜園だった。
 庭先の改造が始まった。芝生の一角が煉瓦で仕切られて菜園用に耕された。隣家境を縁どっていた草花が植えられていたスペースが拡張されて細長い野菜畑に変貌した。
 家内の菜園づくりの成果が実り始めた。トウモロコシ、ブルーベリー、ミニトマト、きゅうり、サラダ菜、レタス、青ねぎなどの旬の自家製野菜が食卓に並ぶようになった。
 庭仕事や菜園に全く関心のない私は殆ど関与していない。菜園づくりのノウハウはもっぱらご近所の先輩奥様方に教授してもらっているようだ。 家内の新たなライフワークの選択に拍手するこの頃である。

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