民生委員・児童委員制度創設70周年記念式典2018年08月07日

 西宮市の民生委員・児童委員制度創設70周年記念式典がアミティホールで催された。
 1時半から開催された式典は我が民児協のエリアに属する山口こども太鼓クラブ”祭”の和太鼓演奏で幕を開けた。山口小学校と北六甲台小学校の3年~5年の子どもたちが見事なバチ捌きを披露してくれた。続いて学文中学校の和太鼓部の面々が音と動作の一糸乱れぬ演奏で会場を圧倒した。小学生と中学生の年齢差、週3回と週6回の練習差を否応なく見せつけられた。
 式典が始まった。面識のある会長の主催者挨拶は、地域共生社会の実現に向けて他団体との協力を訴えるものだった。来賓祝辞では石井市長からけれんみのないポイントを押さえた挨拶があり、市社協理事長からはあいさつの後、民生委員への感謝状が贈られた。地域での民生委員と地区社協の連携の感謝と今後の期待を込めたものだ。
 「70年の歩み」がスライドで紹介され式典用の記念誌にもまとめられている。広報紙創刊号の写真が掲載され、「念願であった広報紙を発行、タイトルを『ともしび』とした」とコメントされている。創刊号から3号までの編集責任者でタイトルの提案者でもあり、70年の歩みになにがしかの痕跡をとどめたことに感慨を抱いた。
 式典を終えて、エンディングの演奏があった。上甲子園中学校の吹奏楽部のマーチングだった。華やかなユニフォームに身を包んだ生徒たちの迫力のある整然とした演奏が式典の感動的な締めくくりを飾った。