お年寄りのつどい場”めしや食堂”2020年11月19日

 地区社協のふれあい喫茶でご近所のおひとり様の高齢女性から耳寄りな情報を聞いた。住宅街の入り口に総菜のとりわけ方式の飲食店”めしや食堂”がある。住宅街の高齢のおひとり様を中心に毎月第1、第3水曜日の6時から定期的にここで夕食を共にするグループができたという。生ビールやお酒も呑めるとあって今やすっかり定着しているようだ。毎三々五々集まっての夕食を共にするとのこと。
 そんな情報を耳にして早速ご近所のオヤジ会メンバーも誘って出かけた。6時頃の店内の入り口近くの幾つかのテーブル席が所定席のようだ。10人余りの男女ほぼ同数の参加者はそれぞれ分かれて陣取っている。面識のある人たちが多く、着席して生ビールを手にしたら、あちこちから同じようにジョッキを掲げて乾杯のしぐさで歓迎された。1時間余りを同伴者と歓談したり隣席のご近所の女性とおしゃべりしたりして過ごした。
 コロナ禍で外出もままならないご時世である。家での話相手のいない高齢のおひとり様たちにとってこの集まりは得難い憩いの場になっているのではないか。参加者たちの楽しげで寛いだ雰囲気がそうした気持ちを物語っていた。時おり私も仲間に入れてもらうことにしよう。