施設入所者の認知症カフェ参加が定着2023年10月28日

 認知症カフェ・にこにこ丸山カフェに出かけた。今回も一般参加者が10人と盛況だった。春頃から特養2施設の入所者の参加が始まった。今回も一般参加者の内6名の方が入所者で同じくらいの人数の施設職員も参加した。施設入所者の認知症カフェの参加がすっかり定着したようだ。
 考えてみれば至極当然な流れと言える。施設入所者の多数は認知症発症者である。施設内での平坦な日常生活の繰返しは認知症の進行を促す懸念がある。施設側の入所者の日常生活に変化のある刺激への期待は大きい。多少のリスクと負担があっても認知症カフェは格好の外出先なのではあるまいか。
 他方で認知症カフェ側も会場変更後の一般参加者の来場数の減少という問題を抱えていた。そんな時に「地域包括」の仲介で施設入所者のカフェ参加が実現した。
 双方にとってのウインウインの成果をもたらしたと思われる。