緊急事態宣言解除直後の三宮界隈の賑わい2021年03月09日

 かねて観たいと思っていた映画「痛くない死に方」の割引チケットを知人から購入した。昨日、家内と二人で三宮駅前のシネコン・神戸国際松竹に出かけた。
 神戸電鉄の最寄り駅までマイカーで行き駅前パーキングに駐車して久々の電車に乗車した。コロナ禍で阪神間に出かけるのも本当に久しぶりでましてや電車に乗るのも1年ぶりぐらいである。通勤時間を過ぎた10時過ぎの車内は、それでも全員マスク着用の乗客で30%ほどの乗車率で埋められていた。
 緊急事態宣言解除直後の月曜11時頃の三宮界隈の賑わいは予想以上だった。1時間ばかり早く着いたので家内に付き合ってそごう跡にオープンした三宮阪急に立ち寄った。地下の食品売り場は大勢の来店客で混みあっていた。人気の銘店の前には行列ができている。30分ばかり滞在してシネコンに向かった。
 「神戸国際松竹」は我々の世代には懐かしい建物の神戸国際会館の11階にあった。150席ほどの館内の40%ほどの観客はほとんど高齢者たちで占められていた。5年ぶりぐらいのシネコンの会場設備の進化ぶりに驚かされた。シートの丈がかなり高くなっており、前列の観客の頭が見えない工夫になっている。深々としたすわり心地のシートのひじ掛けもシートごとに左右についており、隣りの客への気遣い不要である。2時間ばかりの上映時間を寛いだ環境で過ごした。
 2時過ぎにシネコンを後にし帰路についた。外出自粛で山口町のカントリーしか目にしない日々である。久々の都会の喧騒が少しばかりの疲れをもたらした。