真夏の伊吹山の涼しいお花畑散策 ― 2011年08月07日
大手旅行社主催の伊吹山の日帰りバスツアーに出かけた。同行者は6月の「中山道・木曽路ツアー」と同じご近所7人のメンバーだった。朝7時に三田駅前を出発したバスは、阪急宝塚駅前、西宮北口駅、阪神甲子園駅と参加者を拾い、最初の訪問地・琵琶湖畔の烏丸半島に9時45分頃に到着した。
琵琶湖に突き出た半島の一辺に広大な蓮の群生地があった。8月上旬の開花時期の真っ只中で、濃い緑の大きな葉っぱのあちこちにピンクの蓮の花が咲き誇っていた。すぐ近くには「くさつ夢風車」と名づけられた地上60mの国内最大級の風力発電機が聳えていた。
そこから1時間ほどで次の目的地・関ヶ原の「胡麻の里」に到着。ごまにまつわるテーマ館とごまを材料とした食品のショピングコーナーがある。その後すぐ近くのドライブイン「レスト関ヶ原」で昼食となる。ツアーの目玉のひとつでもある昼食は「飛騨牛すき焼きと飛騨牛あぶり寿司食べ放題」のいかにもそそられるメニューだった。広大な大広間の一角に準備された席に料理が並んでいた。ミニコンロに置かれた鉄鍋には赤身の牛肉が覆われ、寿司皿には3貫のあぶり牛寿司が並んでいる。この寿司は広間一角のコーナーからいくらでも持ってこられる。このほか冷やしよもぎうどんや淡雪のお造りも並んでいる。300円という良心価格のアサヒスーパードライの缶ビールを片手に美味しいすき焼きを味わった。食べ放題のあぶり寿司は6貫がせいいっぱい。
昼食後はいよいよメインの息吹山ドライブである。先月の台風の土砂崩れで不通だったドライブウェーは5日にう開通したばかりである。標高1260mの山頂駐車場までの全長17kmの道のりを45分ほどかけて登っていく。登るほどに雄大な光景が広がる快適なドライブだった。
山頂駐車場から標高1377mの山頂を目指して標高差117mのハイキングとなる。90分間の散策時間が与えられ各自で自由に散策する。コースは西、東、中央の三つの遊歩道から選ぶ。同行の7人組は琵琶湖が望める西遊歩道を選択した。西コースのスタート地点に観音像がある。そこから琵琶湖を望むと彼方に竹生島が見えた。1時45分に出発した。ガイドブックには山頂まで約40分とある。コースの先を大勢のハイカーが列をなして進んでいる。歩道の左右はシーズン真っ盛りのお花畑が色とりどりの花びらを競っている。時おり流れる爽やかな風が身体を吹き抜ける。麓との約10度の温度差が汗ばんだ身体を心地良く包んでくれる。しかも添乗員さんをしてこれほど晴れ渡った日は余り記憶にないと言わしめた絶好の快晴である。時おり眼下の絶景を眺めながらゆるやかな登り道を進んだ。
山頂には思いのほか早く約20分で到着した。にぎやかに記念写真を撮りあいながら山登りの達成感を愉しんだ。下山は短時間コースの中央遊歩道を考えていたがたっぷり時間がある。ガイドブックで60分の景色の良さそうな東遊歩道を選択した。下り専用コースで途中の歩きにくさを耐えながら40分ほどで駐車場に到着した。絶好の天気がもたらした絶景ととシーズン最盛期のお花畑を愉しんだ最高のハイキングだった。
最後の目的地の中山道宿場町・醒ヶ井宿に着いたのは4時半頃だった。JR醒井駅前でバスを降り、古い街並みの残る旧街道を歩いた。街道沿いに地蔵川の清流が流れている。この清流に白い小さな梅の花のような水中花「梅花藻(バイカモ)」が咲いている。このバイカモこそが絶滅危惧種の淡水魚「ハリヨ」の産卵場所である。ハリヨの姿を求めて澄み切った川面を見つめた。二匹の小鮒のような魚を見つけてデジカメに納めた。ハリヨなのかどうかは知らないが、ハリヨだと信じるばかりだ。
5時15分に醒井を発って帰路に着いた。日曜夕方の名神高速下り線の渋滞に巻き込まれ、往路と逆の各地の下車ポイントを通過しながら9時半頃に出発地点の三田駅前にようやく到着した。自宅に帰りついたのは10時前だった。長かった一日が終わった。
琵琶湖に突き出た半島の一辺に広大な蓮の群生地があった。8月上旬の開花時期の真っ只中で、濃い緑の大きな葉っぱのあちこちにピンクの蓮の花が咲き誇っていた。すぐ近くには「くさつ夢風車」と名づけられた地上60mの国内最大級の風力発電機が聳えていた。
そこから1時間ほどで次の目的地・関ヶ原の「胡麻の里」に到着。ごまにまつわるテーマ館とごまを材料とした食品のショピングコーナーがある。その後すぐ近くのドライブイン「レスト関ヶ原」で昼食となる。ツアーの目玉のひとつでもある昼食は「飛騨牛すき焼きと飛騨牛あぶり寿司食べ放題」のいかにもそそられるメニューだった。広大な大広間の一角に準備された席に料理が並んでいた。ミニコンロに置かれた鉄鍋には赤身の牛肉が覆われ、寿司皿には3貫のあぶり牛寿司が並んでいる。この寿司は広間一角のコーナーからいくらでも持ってこられる。このほか冷やしよもぎうどんや淡雪のお造りも並んでいる。300円という良心価格のアサヒスーパードライの缶ビールを片手に美味しいすき焼きを味わった。食べ放題のあぶり寿司は6貫がせいいっぱい。
昼食後はいよいよメインの息吹山ドライブである。先月の台風の土砂崩れで不通だったドライブウェーは5日にう開通したばかりである。標高1260mの山頂駐車場までの全長17kmの道のりを45分ほどかけて登っていく。登るほどに雄大な光景が広がる快適なドライブだった。
山頂駐車場から標高1377mの山頂を目指して標高差117mのハイキングとなる。90分間の散策時間が与えられ各自で自由に散策する。コースは西、東、中央の三つの遊歩道から選ぶ。同行の7人組は琵琶湖が望める西遊歩道を選択した。西コースのスタート地点に観音像がある。そこから琵琶湖を望むと彼方に竹生島が見えた。1時45分に出発した。ガイドブックには山頂まで約40分とある。コースの先を大勢のハイカーが列をなして進んでいる。歩道の左右はシーズン真っ盛りのお花畑が色とりどりの花びらを競っている。時おり流れる爽やかな風が身体を吹き抜ける。麓との約10度の温度差が汗ばんだ身体を心地良く包んでくれる。しかも添乗員さんをしてこれほど晴れ渡った日は余り記憶にないと言わしめた絶好の快晴である。時おり眼下の絶景を眺めながらゆるやかな登り道を進んだ。
山頂には思いのほか早く約20分で到着した。にぎやかに記念写真を撮りあいながら山登りの達成感を愉しんだ。下山は短時間コースの中央遊歩道を考えていたがたっぷり時間がある。ガイドブックで60分の景色の良さそうな東遊歩道を選択した。下り専用コースで途中の歩きにくさを耐えながら40分ほどで駐車場に到着した。絶好の天気がもたらした絶景ととシーズン最盛期のお花畑を愉しんだ最高のハイキングだった。
最後の目的地の中山道宿場町・醒ヶ井宿に着いたのは4時半頃だった。JR醒井駅前でバスを降り、古い街並みの残る旧街道を歩いた。街道沿いに地蔵川の清流が流れている。この清流に白い小さな梅の花のような水中花「梅花藻(バイカモ)」が咲いている。このバイカモこそが絶滅危惧種の淡水魚「ハリヨ」の産卵場所である。ハリヨの姿を求めて澄み切った川面を見つめた。二匹の小鮒のような魚を見つけてデジカメに納めた。ハリヨなのかどうかは知らないが、ハリヨだと信じるばかりだ。
5時15分に醒井を発って帰路に着いた。日曜夕方の名神高速下り線の渋滞に巻き込まれ、往路と逆の各地の下車ポイントを通過しながら9時半頃に出発地点の三田駅前にようやく到着した。自宅に帰りついたのは10時前だった。長かった一日が終わった。
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