県民交流広場事業のプレゼン2011年08月31日

 11時半から大阪市大病院で診察を受けた。先日受けた胸部CT検査の結果が伝えられた。「特に転移の兆候はなし」とのこと。以前ほどの緊張感はないがそれでもこの結果にホッと胸をなでおろす。
 天王寺の駅前で昼食を済ませ、阪神尼崎に向う。在住地域の自治会を中心に小学校区の6自治会と6地域組織で発足させた県民交流広場・校区協議会の阪神南県民局所管の提案発表会に出席するためだ。2時前に会場の尼崎市立労働センターに着いた。3階の会場には既に今年度申請の9団体のプレゼンが始まっていた。
 各団体の予定時間は15分に限られている。冒頭に各団体2名の発表者から5分間の提案説明をし、その後県民局が選任した6名の審査委員(地域団体代表者や有識者)から10分間の質疑応答がある。地域協議会からは会長以下4名が出席し、発表者は会長と私が予定されていた。事前の打合せで、冒頭の発表は事業計画案を起案した私が担当することにした。4番目に予定されていた順番がやってきた。
 私たちの協議会の最大のアピールポイントは行政区域を跨いで広がる小学校区である。西宮市と神戸市という二つの行政区の自治会で構成されている。同じ西宮市でも山口支所と塩瀬支所に跨がる自治会で構成される。共通のキーワードは「県民」であり、「県民交流広場」のコンセプトそのものだ。そんなポイントを中心にプレゼンした。審査委員からは「広域に広がる地域間のコミュニケーションをどのように深めるのか」「拠点施設の駐車場確保の費用は大きすぎこの事業に馴染まないのではないか」等の質問があった。
 15分の持ち時間を終え会場を後にした。認可されれば千万円もの施設整備費が交付される事業である。セレモニー的要素はあるにしてもひとつのステップを越えたと思った。