異業種交流会で「原発問題」を考えた ― 2012年01月27日
昨晩、久々に異業種交流会「大阪さくら会」の例会に出席した。昨年8月以来の5カ月ぶりの出席だった。会場はJR環状線福島駅最寄りの「賀茂姫」という路地裏の長屋のお店だった。路地裏だけに参加者は辿り着くのにかなりてこずった。午後6時半頃に庶民的な風情のあるお店の格子戸を開けて会場の二階に上がった。10畳ばかりの細長い部屋にはプロジェクターとスクリーンがセットされ、既に講師やら数人の参加者の姿があった。
今回の講師は私の学生時代からの友人でさくら会のメンバーでもある竹内賢樹さんである。リタイヤ後、郷里で農業を営む傍ら、現役の頃からの関心事だった環境問題に取組み、福島原発事故以降は原発問題への関心と研究に深く関わっている。そんな経歴もあって今回の「今一度考えてみよう原子力発電と我々の暮らし」と題したスピーチとなった。以下は、講師のスピーチに当たってのメッセージである。
『チェルノブイリ原発事故以来、漠然と原発は危険なものではないかと言う認識は持っていましたが、それでもソ連の原発と違い日本の優秀な技術で作られた原発は絶対安全であると言う政府や学者、電力会社の言葉をこれまで信じてきました。また、地球温暖化を防止するためにはCO2を出さない原発は必要だと思ってきました。
しかし、福島第一原発の事故があってはじめて原発は絶対安全とは言えないし、一旦事故が発生すればその被害は計り知れないことに驚かされました。そして、日本が世界第2の原発大国になっていて、関西電力が日本で一番原発の依存度が高く5割も占めていることも分かりました。
我々の快適な暮らしを維持するためには電気は欠かせないものですが、これを機会に原発に支えられた我々の暮らしそのものを見つめ直す必要があるのではと思い始めました』。
我々の原発についての素直な気持ちと認識を端的に表現されていた。そして例会スピーチでは、プロジェクターで豊富なデータを示しながら原発を巡る問題点が丁寧に解説された。
特にあらためて認識させられたのは次の点だった。原発の問題点が「原発コストは安くない」「核廃棄物は処分自体が困難だ」「再処理(核燃料サイクル)の危険性」「一旦事故が発生した際のその被害の甚大性」「地震国日本での原発の危険性」などが整理された。また「脱原発は可能なのか」との懸念についても「現状でも原発なしでも電力不足はおきない」ことを指摘し、「脱原発の世界の動き」を紹介しながら省エネ・節電と自然エネルギーの普及がを訴えられる。最後に我々自身の暮らしの見直しが言及された。「地球環境の危機的現状」に触れられ、「壊滅的なリスクを抱えながら尚、経済を優先すべきか」を問いかけ、「エネルギー消費社会からの転換」が必要であり、そのためのライフスタイルそのものの見直しが訴えられた。
原発に対する疑問点と漠然とした不安が見事に整理できたスピーチだった。私自身も先にこのブログで「脱原発」を表明した。http://ahidaka.asablo.jp/blog/2012/01/04/6277262 この表明を具体的に実証的に裏付けてもらったスピーチだった。
今回の講師は私の学生時代からの友人でさくら会のメンバーでもある竹内賢樹さんである。リタイヤ後、郷里で農業を営む傍ら、現役の頃からの関心事だった環境問題に取組み、福島原発事故以降は原発問題への関心と研究に深く関わっている。そんな経歴もあって今回の「今一度考えてみよう原子力発電と我々の暮らし」と題したスピーチとなった。以下は、講師のスピーチに当たってのメッセージである。
『チェルノブイリ原発事故以来、漠然と原発は危険なものではないかと言う認識は持っていましたが、それでもソ連の原発と違い日本の優秀な技術で作られた原発は絶対安全であると言う政府や学者、電力会社の言葉をこれまで信じてきました。また、地球温暖化を防止するためにはCO2を出さない原発は必要だと思ってきました。
しかし、福島第一原発の事故があってはじめて原発は絶対安全とは言えないし、一旦事故が発生すればその被害は計り知れないことに驚かされました。そして、日本が世界第2の原発大国になっていて、関西電力が日本で一番原発の依存度が高く5割も占めていることも分かりました。
我々の快適な暮らしを維持するためには電気は欠かせないものですが、これを機会に原発に支えられた我々の暮らしそのものを見つめ直す必要があるのではと思い始めました』。
我々の原発についての素直な気持ちと認識を端的に表現されていた。そして例会スピーチでは、プロジェクターで豊富なデータを示しながら原発を巡る問題点が丁寧に解説された。
特にあらためて認識させられたのは次の点だった。原発の問題点が「原発コストは安くない」「核廃棄物は処分自体が困難だ」「再処理(核燃料サイクル)の危険性」「一旦事故が発生した際のその被害の甚大性」「地震国日本での原発の危険性」などが整理された。また「脱原発は可能なのか」との懸念についても「現状でも原発なしでも電力不足はおきない」ことを指摘し、「脱原発の世界の動き」を紹介しながら省エネ・節電と自然エネルギーの普及がを訴えられる。最後に我々自身の暮らしの見直しが言及された。「地球環境の危機的現状」に触れられ、「壊滅的なリスクを抱えながら尚、経済を優先すべきか」を問いかけ、「エネルギー消費社会からの転換」が必要であり、そのためのライフスタイルそのものの見直しが訴えられた。
原発に対する疑問点と漠然とした不安が見事に整理できたスピーチだった。私自身も先にこのブログで「脱原発」を表明した。http://ahidaka.asablo.jp/blog/2012/01/04/6277262 この表明を具体的に実証的に裏付けてもらったスピーチだった。

コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。