ウィズ・コロナの新たな募金のスタイル2020年10月15日

 赤い羽根共同募金の時期である。例年であれば最寄りのコープの入口で街頭募金を実施している。ところがコロナ禍只中である。市社協の指導もあり対面式の街頭募金は控えることになった。地区社協執行委員会でこれに代わる何らかの形での募金実施を募金事業部で検討することを確認した。
 募金事業部で色々検討し、最終的に10月に赤い羽根共同募金を、12月に歳末助け合い募金をそれぞれ地区社協のふれあい喫茶で実施することになった。
 10月のふれあい喫茶が開催された。会場入口の受付には検温、消毒液、受付表というコロナ予防備品に並んで共同募金箱が設置されている。ふれあい喫茶を運営する地域交流部との連携もバッチリのようだ。コロナ禍でお休みが続いていたふれあい喫茶だがようやく来場者も元に戻りつつある。ご近所の高齢のご婦人たちの陣取るテーブルに席を求め歓談しながら1時間ばかりを過ごした。
 その日の夕方に地区社協の執行委員ライングループに募金事業部長のふれあい喫茶の募金結果の報告が投稿された。2万2千円ほどの予想外の多くの募金があったとのことだ。昨年のコープ前での街頭募金を上回る成果である。
 コロナ禍での新たな募金活動の良い事例がもたらされた。募金事業部と地域交流部の皆さんの取組みに敬意を表した。