散歩道でで出合った知人の有馬温泉情報2020年10月27日

 早朝ウォーキングのいつものコースの後半である。上山口の旧集落の中ほどから西に向かって横断し西川の合流地点にやってきた。ちょうどその地点でひとりの散策者と遭遇した。近づいて同年輩の知人男性だと分かった。有馬温泉の老舗店の社長さんである。有馬川周辺の早朝散策途中で同じく散策中に時折り遭遇し挨拶を交わしていた方だ。くしくも今回は西川沿いの山口センター方面に向かう同じ散歩道での遭遇だった。一緒に歩きながらよもやま話を交わした。
 コロナ禍の有馬温泉の状況が話題になった。聞けば有馬温泉は現在前年比120%前後の売り上げという予想外に活況を呈しているとのこと。原因は地域経済復興の各種のクーポンによるキャンペーンである。国のGoToトラベルの35%クーポン、地域共通15%クーポンに兵庫県の2000円の温泉地お土産クーポンが加わって売上の多くがクーポン払いだという。問題は、ひとつはそれらの代金の入金が1カ月以上の後払いで資金繰りを圧迫していること、今ひとつはそれらのキャンペーンが終了した後の反動による売上減少である。
 コロナ禍で翻弄させられる地域経済の生の声を聞いた。