市の健康ポイントのウォーキングラリー・パリ編のスタート2022年06月21日

 西宮市から健康ポイント事業の案内チラシが郵送された。昨年実施されたウォーキングラリー・富士山編に続く第2弾の”パリ編”開始の案内だった。
 開催期間は6月20日~7月20日の1カ月間で、モンマルトルをスタートしベルサイユ宮殿をゴールとする総歩数18.7万歩のコースである。スマホに毎日の歩数がカウントされ翌日朝に記録が表示される。
 初日の歩数データが登録され様々な記録が表示された。私の1.1万歩の歩数記録は、4312人の参加者中191位だった。男性の中では125位だったので女性の参加者の健脚ぶりが推測された。この初日の結果が今後どのように推移するか、ウォーキングのモチベーションにつながる。
 なにはともあれ日々のウォーキングが1カ月間楽しめることになった。

広報紙編集会議の多彩な顔ぶれ2022年06月22日

 地区社協の広報紙の編集会議が開催された。7名というかつてない多数のメンバーが顔を揃えた。そのうちおひとりは発行したばかりの広報紙6月号で食育をテーマとした映画の上映会の記事を執筆してもらった子育て中の若いママである。今回も2歳の男児同伴の参加だった。
 次号の広報紙の編集では様々な活動の再開や新たな活動の開始で盛りだくさんの記事ネタの選択に追われた。コロナ禍で多くの活動が休止し記事ネタ不足に悩まされた事態が一変した感がある。「地域交流拠点の展開」「ふれあい喫茶のフレイル講座」「子育てサロンのトライあるウイーク」「認知症カフェの再開」「ちょい呑みオヤジ会の再開」「会員会費や赤十字募金の報告」等々。多彩な記事を多くの皆さんに執筆してもらうことになった。
 編集会議後には初参加の子育てママから参加しているグループの活動を紹介してもらった。「マルシェスタイルの物々交換の会」「マインドフルネスの活動」など。メンバーのお二人の先輩女性陣が積極的に関心を寄せ会話が弾んだ。これまでの編集会議と全く異なる話題に新たな人材がもたらす触媒機能を実感させられた。
 地区社協の活動に新たな息吹を予感させられる会議だった。

介護卒業のおひとり様の居場所2022年06月23日

 月1回の介護者の会があった。初参加者1名を含めて5人の80~90代のご婦人方の参加があった。皆さんご主人の介護を終えた介護者OBのおひとり様である。支援者も70代~80代の3人で男性は私だけだった。
 初参加者は息子さん家族が住む住宅の隣接する離れでの独り住まいである。同じ年代と境遇のおひとり様たちのおしゃべりの会がいたく気に入られたようだ。満面の笑みを浮かべながら「こんな楽しい会があったんや。もっと早く来てたらよかった」とありがたい感想を頂いた。続いて「こんな場所で言うのも気が引けるけど・・・」と前置きして、半分同居の息子さん家族との愚痴や嬉しかったことが一気に吐露された。日常の行き来のないお嫁さんとの関係、そのことに避けている息子の不甲斐なさ、結婚したばかりの孫たちのやさしさ等々。連れ合いをなくした高齢女性のありふれた納得感のある日常の機微が伝わる。彼女にはそうした思いを気兼ねなく吐露できる場所こそかけがえのないものなのだろう。
 施設から退所したばかりの90代のおひとり様からも「多少の不自由はあっても我が家での生活を続けたい」と思いが伝えられる。近所に住む息子さんの懸念を振り切っての施設退所のようだ。彼女にとっても介護者の会は思いのたけを吐き出せる心地よい居場所になっている。
 「介護者の会」という名称はやっぱり馴染まない。「介護者OBの会」か高齢女子の「おひとり様の会」というのが実態である。
 それ以上に気がかりなのは高齢男性のおひとり様である。今春に高齢男性のおひとり様の孤独死という事例に遭遇した。高齢男性のおひとり様の会こそが必要ではないか。

2年半ぶりの認知症カフェの再開2022年06月24日

 コロナ禍で永くお休みしていた認知症カフェ「にこにこ丸山カフェ」が2年半ぶりにようやく再開された。1時半から2時半までの短縮開催で会場内のカフェ等の飲食は自粛という変則開催だった。
 それでも待ちかねたように会場のコープこうべの集会室には10名近くの認知症当事者や家族等の介護者の方の姿があった。カフェスタッフ7名、地域包括3名、地区社協関係者3名、市社協等の専門職3名、コープ関係者2名と2年半ぶりのカフェは30名近い予想外以上の参加者でテーブルが埋められた。
 カフェスタッフの代表の再開の挨拶の後、地域包括の看護士さんから熱中症対策のレクチャーがあった。しばらく歓談しながら各テーブルで色とりどりのティッシュペーパーでアジサイの花づくりを楽しんだ。
 その後スタッフから参加者全員に2枚のカードが配られた。カードには様々な動物の絵が名前付きで描かれている。スタッフの案内で参加者全員によるしりとりゲームが始まった。スタッフが読み上げる「ネコ」と読み上げるとネコのカードを持つ人が手を挙げてカードをスタッフに渡す。「コアラ」「ラクダ」・・・・と続いて2枚のカードがなくなった順に各テーブルのアジサイの花が贈られるという趣向だった。他愛のないゲームながらちょっとしたドキドキ感があり場を和ませた。
 1時間があっという間に過ぎて久々の認知症カフェがお開きとなった。

復活オヤジ会の定例会場は住宅街の日本料理屋さん2022年06月25日

 先月22日に メモリアルホールで復活オヤジ会を開催した。総会といった趣きのそのオヤジ会では今後の運営の在り方の変更を確認した。従来定例開催していた住宅街のカフェが閉店し、会場が同じ住宅街の日本料理屋さんに移った。これに伴い定例開催日も会場の事情に合わせて第4日曜から第4木曜に移行し、平日開催を考慮し時間帯も1時間遅らせた。
 その変更後の初めての定例オヤジ会が開催された。休会中だったお二人の参加もあり14名の皆さんの出席があった。開会前に事務局として幾つかの連絡をした。①参加者の顔と名前を一致させるためレジメ記載の参加者名簿順に座席配置している②会費は来店時に各自でお店に支払う③5分前集合を心掛けて頂く④進行役は参加者の持ち回りでお願いする等々。
 進行役の乾杯の後、店主から「本日の献立」を紹介してもらった。これは会場変更前からの恒例である。冒頭の事務局報告では①認知症カフェの再開②住宅街の盆踊りと文化祭の3年ぶりの復活③三世代グラウンドゴルフの復活等を報告した。
 その後、久々の出席だった地元クリニックの院長から「在宅医療とコロナ感染の現状」をテーマに報告してもらった。山口町で初めての訪問診療を行うクリニックとして開院当初からコンタクトさせて頂き2015年6月のオヤジ会以来の会員である。開院8年目を迎えて在宅医療についてもあらためて「継続は力」の手応えを実感されているとのこと。コロナ禍のワクチン接種や診療についてのドクターならではの報告があった。
 参加者の近況報告が始まった。前回オヤジ会に欠席だった半数の方は2年半ぶりの報告である。話題がいっぱいでともすれば話が長くなる。それでも閉会の8時前には終了した。恒例の集合写真で締めて初めての会場でのオヤジ会がお開きを迎えた。

マインドフルネスの体験2022年06月26日

 先日、地区社協広報紙の編集会議があった。会議には発行したばかりの広報紙6月号で食育をテーマとした映画上映会の記事を執筆してもらった子育て中の若いママに初めて参加してもらった。会議後の懇談で初参加の彼女の活動を紹介してもらった。自宅で月2回開催している「マインドフルネスの体験講座」が興味深かった。3日後に開催されると聞いて広報部メンバーの女性ともども参加することになった。
 当日、我が家から徒歩20分ほどのところの同じ住宅街の彼女の自宅に向かった。2階のリビングに案内されてしばらくするとママ友のおひとりと広報部メンバーが姿を見せた。雑談中に驚くような偶然が判明した。ママ友は私の長男の高校時代の同級生の奥さんだった。名前を聞いて記憶があった。お義母さんも同じ住宅街で面識のある方だった。
 3人の受講者を対象に講師によるマインドフルネス講習が始まった。彼女のマインドネスフルとの出会いの経過が語られた。3人の子育て中のママである。産後ウツに悩まされていたとのこと。それを克服するため様々な試みをする中でマインドフルネスに出会い、勉強し講師資格も取得した。源流は仏教の無我や無常の真理を通じた「解脱」の手法に通じている。講師がしばしば口にする「あるがままに」というキーワードにも共感するところが多い。
 解説の後、いよいよ実践である。自分の最も楽な姿勢で座って下さいとのこと。一般的な胡坐をかいた姿勢で始めた。講師のゆっくりした優しい口調の指示が続く。両腕を開いてゆっくり上に引き上げ手を組んで背筋を伸ばす。両腕をゆっくり降ろしてゆったりした姿勢に戻し、そのまま呼吸に集中する。要は雑念を振り払い呼吸をひたすら意識し集中することが大切だ。20分ばかり講師の心地良い指示に従いながら呼吸を繰り返した。
 講習後に各自がそれぞれに感想を述べあいながら歓談した。11時過ぎに講習会を終えて帰路に着いた。

加古川の弟宅を訪ねた2022年06月27日

 加古川の弟宅を2カ月ぶりに訪ねた。弟は持病のパーキンソン症状が進行し思うに任せない日常生活を過している。そんな中で目下の生きがいになっているのがここ数年来取組んでいる「自分史」の執筆だ。その執筆が少し進んだのでWordへの入力等のサポートをしてほしいという要請があった。
 以前は独力でできていたWord入力がパーキンソンの症状進行でできなくなっている。それどころかパソコン操作そのものも覚束なくなっている。認知症状とも思えるが、かかりつけ医からはパーキンソン症状のひとつと告げられているようだ。そんな背景もあって4カ月前から弟の自分史出版のサポートをするようになった。 
 今回訪ねてあらためて弟の症状の進行を知らされた。介護認定は要介護4と判定されたとのこと。「日常生活の動作に著しい低下が見られて、ほぼすべての場合に介護が必要な状態」という段階である。奥さんの日常的な介護負担も偲ばれた。週3回デイサービスに通い、月1回は1泊2日のショートステイも利用している。それも弟なりの奥さんへの気遣いという側面もある。
 弟からは一卵性双生児の兄である私に、しばしばパーキンソンになる可能性について言及されている。半分は遺伝子系の病いなので確かにその懸念は拭えない。”明日は我が身”の実感が迫ってくる。その意味でも弟の自分史サポートだけでなく彼の病いとの戦いを見守りたいと思った。

一羊会評議員会にオンライン参加2022年06月28日

 数年前から障がい者支援の社会福祉法人・一羊会の評議員に就任している。コロナ禍でここ2年ばかり開催されなかった評議員会が法人の市内の作業所会議室で開催された。前回からオンラインの参加も可能な環境が整えられた。事前の案内で対面会議かオンライン参加か打診があり、北部在住の身であり、オンライン参加を選択させてもらった。数日前にTeamsuによる招待メールが届いた

 さて当日である。開始15分前に事務局から連絡があり、オンライン参加のアクセスが求められた。招待メールのURLをクリックして問題なく会議に参加した。8名の出席者の内、オンライン参加は私だけだった。私一人のためにオンライン会議の環境設定を整えてもらったようで恐縮するばかりだった。
 会議では議案の「2021年度決算の承認」と報告事項の「2021年度事業報告」が議題だった.。2時から1時間ばかりの会議が終了した。

散歩道の放し飼いの養鶏場2022年06月29日

 早朝ウオーキングの定番コースの傍らに気になる風景がある。それは自宅のある住宅街の高台を抜ける坂道を降りたところにある。
 1年ほど前に農道横の空き地に板で覆われた小屋が建てられた。何の小屋かと注意していたら突然多くの鶏の姿を目にした。養鶏場だったのだ。それも鳥かご式の養鶏でなく放し飼い風の養鶏場だった。白色レグホンらしき鶏や茶色の名古屋コーチン風の鶏など色んな種類の鶏が2坪ほどの小屋の中に30羽ほどが放し飼いされている。
 小学生時代に毎年夏休みに叔母の住む宍粟郡山崎町の家で過ごした思い出がある。日本の典型的な農村地帯の田舎だった。どの家にもちょっとした小屋と周囲の空き地で鶏を飼っていた。放し飼いの鶏小屋は懐かしい風景だった。
 いつも朝6時前後にその養鶏場の脇を歩いている。鶏の何羽かが夜明けの鬨を告げるのを耳にする。”コケコッコー、朝ですよ~”と鳴いているような鳴き声である。
 今朝も真夏の日差しを受けながらその癒される鳴き声を耳にした。

散歩道のちっちゃな女の子の笑顔2022年06月30日

 毎日の早朝ウオーキングではしばしば顔を合わせる散歩仲間がいるものだ。そんな中で最近珍しい組合せのグループを見かけるようになった。若いお父さんに連れられた3人のちっちゃな女の子集団である。同じ住宅街のご近所さんのようだ。
 小学生になったばかりとおぼしき長女と保育園通いのような次女と歩き始めてまもない三女の3人娘たちである。父ちゃんに連れられた朝の散歩が楽しくてたまらない様子を見ていつも癒されている。
 そんなグループだが、なぜか今日は上二人の女の子の姿はなく、父ちゃんと末娘の二人連れだった。住宅街の角で顔を合わせた時、父ちゃんの「おはようございます」という挨拶と一緒におかっぱ頭の女の子のこぼれるような笑顔を目にした。
 父ちゃんに手を引かれて前を行く女の子の後姿を思わず画像に収めた。