町内老人会の清掃作業で得られた貴重な情報2022年12月13日

 数年前から住宅街の老人会に加入している。年に2~3回所属している町内の老人会主催の食事会や総会に参加する程度のペーパー会員である。
 今年初めて町内老人会から会員向けの回覧で地元小学校の正門前の生垣の清掃作業の参加募集があった。いつもは役員だけで実施していたようだ。老人会の数少ない地域ボランティアでもあり、参加することにした。
 朝8時に正門前に集合とのこと。8時前に現地に行くと既に数人の方が作業中だった。顔見知りのご婦人の役員から鎌を受取り作業にかかった。正門に続く敷地に沿って囲まれた生垣の雑草を刈り取る作業だった。
 作業中に情報を聞きたいと思っていた面識のある男性の姿を見つけた。民生委員として気がかりだった子育てに問題を抱えたお母さん宅の隣人である。事情を話して隣家の様子を訊いた。彼も予てから気がかりだったらしくお母さんと二人の乳幼児の様子を話してもらった。隣人として可能な声掛けはしてもらっているようだ。今後の地域や行政の支援も必要ではないかとのこと。民生委員は卒業したが地区社協役員として対応したいと応じた。
 初めて参加した老人会の清掃作業で思わぬ収穫が得られた。