治療中の一喜一憂2009年09月10日

 昨日朝、市大病院で主治医の診察を受けた。二日前のCT検査の結果を聞くためだ。一カ月以上前に発症したヘルペスの脇下と背中の痛みが尚残っていた。こんなに続くものだろうかと再び不安が頭をもたげつつあった。やっぱりリンパ節に転移していたのではないか。そんな気分で恐る恐る診察室に入った。
 主治医の若い女医さんは、開口一番ヘルペスのその後の経過を尋ねる。「痛みは大分治まってますがまだ残ってるんです。特に切除したリンパ節あたりが・・・。転移の心配はないんでしょうか」「CT検査の結果は問題ありません」(良かった~ッ)「切除跡の右脇下に少ししこりがあるような気がするんですが・・・・」「じゃあ診てみましょう。横になってください」。左右の脇下を較べるように触診しながら、「チューブを挿入した時の傷が残っているようですネ。特に心配ありません。ヘルペスの痛みは個人差もありますが長い人は2ヶ月ぐらい続くこともあります」。癌治療中の身には健康上の些細な異常も気にかかる。そのつどうろたえ一喜一憂するものだ。今回は一喜しながら病院を後にした。
 夕方の労働委員会定例会までの時間を、なんばパークスシネマで「ナイト・ミュージアム」を観て過ごした。アメリカのワシントンDCにある巨大博物館を舞台にしたファンタジーだ。時間潰しには適当な二時間ばかりのドタバタ劇を楽しんだ。本当は「里山」を観たかったのだが時間が合わず断念した。