家内の一大事 ― 2009年12月07日
午前中いっぱい三田の国立兵庫中央病院にいた。三日前にパート勤務から帰って来た家内がいきなり「えらいことやッ」と口走る。「会社の健康診断で引っ掛ってしもた。精密検査を受けんとアカン。肺癌かもしれん」と、胸部X線検査結果と書かれた用紙を差し出す。所見欄には「種瘤状影」と何やら不安を煽る文字が記されている。家内はその日の内に最寄の診療所に行ってきた。「週明けにも検査施設のある病院でCT検査を受けるよう」との診断だった。
そして週明けの今日、旦那付き添いの兵庫中央病院での受診とあいなった。9時前に受付を済ませ、10時前にレントゲンとCT検査を済ませた。意外と早く終るかと思ったが、なんせ予約なしの初診である。それから診察室前の待合ベンチで90分ばかり待たされる。担当医の診察が始まったのは11時45分頃だった。
CT検査の10mm毎の輪切りの肺を写した2~30枚の写真を見ながらの説明が始まる。一緒に診察室に入り家内の後で固唾を呑んで聴く。「右肺の第2室のここに粒状の塊りが見えます。考えられるのは結核などの細菌性の感染症で過去の傷跡か進行中かは分かりません。もうひとつは可能性は低いと思われますが肺癌の可能性です。いずれにしろ写真だけでは判断できません。血液検査で細菌性感染症と癌検査を行って、問題なければ2ヵ月後にもう一度経過を診るためのCT検査をします。兆候が認められれば肺カメラで更に精密な検査を行います。今日、血液検査をして7日後に結果をもとにした診察を受けて下さい」。
肺癌の診断という最悪の事態は避けられた。今後の見通しでもその可能性はかなり低そうだ。とはいえ本人にとっては単に1週間の執行猶予を告げられたに過ぎない。1週間後には肺カメラというキツくてリスキーな検査を宣告されるかもしれない。
実は私自身は今夕から9日夜まで宮古島のツアーに出かける予定が入っている。今日の結果次第ではツアー断念の選択肢もありえた。家内の内心の不安にまで付添えるわけではない。1週間の執行猶予の診断結果は、ツアー出発のゴーサインでもある。ほな行ってくるデッ!
そして週明けの今日、旦那付き添いの兵庫中央病院での受診とあいなった。9時前に受付を済ませ、10時前にレントゲンとCT検査を済ませた。意外と早く終るかと思ったが、なんせ予約なしの初診である。それから診察室前の待合ベンチで90分ばかり待たされる。担当医の診察が始まったのは11時45分頃だった。
CT検査の10mm毎の輪切りの肺を写した2~30枚の写真を見ながらの説明が始まる。一緒に診察室に入り家内の後で固唾を呑んで聴く。「右肺の第2室のここに粒状の塊りが見えます。考えられるのは結核などの細菌性の感染症で過去の傷跡か進行中かは分かりません。もうひとつは可能性は低いと思われますが肺癌の可能性です。いずれにしろ写真だけでは判断できません。血液検査で細菌性感染症と癌検査を行って、問題なければ2ヵ月後にもう一度経過を診るためのCT検査をします。兆候が認められれば肺カメラで更に精密な検査を行います。今日、血液検査をして7日後に結果をもとにした診察を受けて下さい」。
肺癌の診断という最悪の事態は避けられた。今後の見通しでもその可能性はかなり低そうだ。とはいえ本人にとっては単に1週間の執行猶予を告げられたに過ぎない。1週間後には肺カメラというキツくてリスキーな検査を宣告されるかもしれない。
実は私自身は今夕から9日夜まで宮古島のツアーに出かける予定が入っている。今日の結果次第ではツアー断念の選択肢もありえた。家内の内心の不安にまで付添えるわけではない。1週間の執行猶予の診断結果は、ツアー出発のゴーサインでもある。ほな行ってくるデッ!
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