低価格消費の定着とデフレ現象 ― 2009年12月11日

家内と一緒に第2期増床オープンした神戸三田プレミアム・アウトレットに行ってきた。オープン後10日ほど経過した平日の午後である。消費不況の世相とは裏腹に今尚多数の買い物客が押し寄せている。メーカー品やブランド品を低価格で販売する店舗の集積施設としてのアメリカ生まれのアウトレット・モールが日本でも本格的に定着した感がある。
客層の中心は若いファミリーのようにみえる。豊かな時代に育ったパパやママたちが不況の時代で心細くなった家計を少しでもやりくりしてオシャレを維持しようという魂胆なのだろうか。アラ還越えのオジサン、オバサン世代にはイマイチしっくりこない。要するにブランド名に馴染みがないのだ。オシャレのセンスにもイマイチ自信がない。従ってどうしても買いたいものが見つからない。
結局、アウトレットモールでは具材をトッピングできるサンドイッチの昼食を済ませただけで、隣接のイオンショッピングモールに移動した。こちらには家内のお気に入りのユニクロがある。ここではモール内のどの店よりも多数の集客がある。ノーブランドながら品質、デザイン、縫製を独自に管理し安価な労働市場で製造を賄うことで低価格の商品を実現するというビジネスモデルをつくりあげている。アラ還世代のオバサンたちにも圧倒的な支持を獲得している。おかげで私のビジネス用にも着用できる黒のジャケットを格安で購入した。
とはいえ、アウトレットにしろユニクロにしろその低価格路線が一層のデフレを加速させていることは否定できない。デフレの定着化が、ますます国内産業の衰退と労働市場の縮小を招くという悪循環に繋がっている。手放しで低価格を喜べない現実がある。
客層の中心は若いファミリーのようにみえる。豊かな時代に育ったパパやママたちが不況の時代で心細くなった家計を少しでもやりくりしてオシャレを維持しようという魂胆なのだろうか。アラ還越えのオジサン、オバサン世代にはイマイチしっくりこない。要するにブランド名に馴染みがないのだ。オシャレのセンスにもイマイチ自信がない。従ってどうしても買いたいものが見つからない。
結局、アウトレットモールでは具材をトッピングできるサンドイッチの昼食を済ませただけで、隣接のイオンショッピングモールに移動した。こちらには家内のお気に入りのユニクロがある。ここではモール内のどの店よりも多数の集客がある。ノーブランドながら品質、デザイン、縫製を独自に管理し安価な労働市場で製造を賄うことで低価格の商品を実現するというビジネスモデルをつくりあげている。アラ還世代のオバサンたちにも圧倒的な支持を獲得している。おかげで私のビジネス用にも着用できる黒のジャケットを格安で購入した。
とはいえ、アウトレットにしろユニクロにしろその低価格路線が一層のデフレを加速させていることは否定できない。デフレの定着化が、ますます国内産業の衰退と労働市場の縮小を招くという悪循環に繋がっている。手放しで低価格を喜べない現実がある。
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