初霜とハッチャン ― 2009年12月22日

「この冬一番の冷え込みです」という前日の天気予報どおりの朝だった。7時前に自宅を出ていつもの散歩道を辿る。隣町の田園風景は霜に覆われて乳白色の薄墨を刷いていた。有馬川の川面や土手にも全面を覆う霜が一層の寒さを演出している。
散歩の終わり近くには黒山羊ハッチャンの生息地がある。この寒さをハッチャンはどのようにやり過ごすのだろう。道路際の金網前にハッチャンはうずくまっていた。向こう向きの真っ黒な背中にも白い霜がまだらにまとわっていた。私の呼びかけにも振り返ることはない。寒さも暑さもありのままに受入れて自然に寄り添って生きるハッチャンの自信に満ちた姿を見た。
散歩の終わり近くには黒山羊ハッチャンの生息地がある。この寒さをハッチャンはどのようにやり過ごすのだろう。道路際の金網前にハッチャンはうずくまっていた。向こう向きの真っ黒な背中にも白い霜がまだらにまとわっていた。私の呼びかけにも振り返ることはない。寒さも暑さもありのままに受入れて自然に寄り添って生きるハッチャンの自信に満ちた姿を見た。
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