風土記探訪講座!受講生募集2010年04月02日

 昨日、所用で在住住宅街のコミュニティーセンターに立ち寄った。壁面に設置された自治会掲示板が目にとまった。「山口風土記探訪講座」のポスターが掲示されている。5月15日に開講する私の講座の案内だった。ポスターも私が作成し、山口町の公民館活動推進員の担当者に渡しておいたものをカラーコピーして掲示していただいたものだ。先月末に我が家に回ってきた自治会回覧板にも同じ内容のパンフレットが挟まれていた。同じ講座案内が山口町の6000余りの世帯にも一斉に回覧されている。
 昨年11月に初めて関係者に打診し、以後担当の推進員の方と打ち合わせを重ねてきた。私のライフワークでもある「にしのみや山口風土記」を通じての地域との関わりが、いよいよ本格化することになる。そのテーマが講座の受講生募集という形で地域にパブリックな形でアナウンスされた出来事といえる。はたしてどれだけの方の受講申し込みがあるだろうか。
 とりわけ町内人口の半数以上を占める新興住宅街の皆さんに、この街の自然や風土の素晴らしさや積み重ねた歴史や伝統の重さ知ってほしいと思う。旧来の街と新興住宅街の住民との意識の乖離は小さくはない。共通の基盤である街の素晴らしさを知ることが、この街を好きになり、この街を少しでも良くしようというモチベーションとなるはずだ。「知って、歩いて、好きになる山口」をキャッチコピーとした講座の成功は、ひとえに受講者数というバロメーターを通じての地域の皆さんの関心の深さにかかっている。