県民交流広場地域協議会の発足会2011年10月24日

 昨日の午前中は、県民交流広場地域協議会の発足会だった。 県民交流広場とは兵庫県が一定の要件を満たす地域コミュニティーに対しその活動を支援するため施設費や活動費を助成する事業である。小学校区を単位とした事業であり、我が自治会も校区内の6自治会と6地域ボランティア団体の賛同を得て協議会を発足させ、10月1日付けで認可を得た。認可を受けてあらためて発足会という形で地域の皆さんに協議会のお披露目を行った。
 個人的には4月末の構成組織を対象に呼びかけられた第1回目の会合から社協分区派遣メンバーとして関わった。12の組織が初めて顔を合わせた寄り合い所帯である。組織の発足と県の認可に向けての意見集約は結構骨の折れる課題だった。枠組みつくりについて積極的に発言したところ副会長就任を求められた。以降、事業計画案や会則案などを起案したり、8月末の県へのプレゼンでも説明役を引き受けたりとそれなりに積極的な役割を果たしてきた。組織の本格的な稼働に当たって、組織体制や役員構成の見直しを協議した。それまでの経過もあり事務局長に就任し、発足会準備に追われた。そんな経過のもとでの発足会だった。
 朝10時、住宅街のコミュニティーセンターに約50名の関係者が顔を揃えた。会長の開会挨拶に続いて、4人の来賓から祝辞を頂いた。山口全体の自治会の連絡協議会会長、校区の小学校長、同じくPTA会長、宮っ子山口版編集長の皆さんだった。続いて私から「設立趣意書」と「事業計画」を報告した。副会長の閉会挨拶を最後に発足会そのものは11時前に終了した。
 引続いて同じ会場での懇親会となった。女性役員たちが準備したお菓子とペットボトルのお茶が配られ、5つの島テーブルが二つになって準備が整った。もう一人の副会長の挨拶の後、身近な席の参加者どうしで30分ばかり自由に懇親した。午後のミュージカル「じろはったん」の二日目公演の観劇予定者も何人かあり、11時半ころからは退席された方も目立った。
 閉会後の会場でごく自然に役員どうしの雑談会になった。発足会という節目を無事に乗り越えた安堵感が雑談の中に窺えた。12時過ぎに椅子テーブルの片付けを終え帰路についた。